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内容説明
かつて、大陸で“悪魔契約”を駆使した忌まわしい戦争があった。そして今――。騎士団に所属するセシリー・キャンベルは謎めいた鍛冶屋の男ルークと出会い、自身の剣を鍛えてもらうことを約束してもらう。帝国の将、シーグフリードの護衛を任されたセシリーは、ささいなことからルークとすれ違い、そして護衛の途中にリサの出生の秘密をしる。さらにシーグフリードはセシリーが騎士である前に「女」であることを、執拗に攻め立てる…。深い闇に落ちたセシリーは、自身を取り戻すことができるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ドリル
2
不能で良かった。舞踏会で決闘ってのはこれが若さか、と思いました。シーグフリードの過去に色々あるんだろうね。昔は何かを信じてて裏切られた口かな?「信じる」はNGワードっぽいな(笑)2015/01/22
むかいあまのり
2
素晴らしい。「渾身の一冊」だ。女は捨てられないと感じられるというのはすごく幸せなこと。男に寄りかかって女である幸せを感じ、逆に女に寄りかからせて男は強くなるのだ。騎士/刀鍛冶という関係性から、女/男への発展の表現が素晴らしい。お互いに高め合っているということがよく分かる。セシリーとアリアの関係性について、騎士の誇りとしての魔剣アリアと、魔剣の使い手としての騎士セシリーはお互いに強く結びついているのを感じる。セシリーが女という弱さを受け入れられたように、アリアも魔剣という歪さを受け入れられるようになるはず。2011/03/31
葉桜
1
セシリーが可哀想でした…。舞踏会で助けに入ったルークがかっこよかったです。2012/07/25
Glenn
1
あの侮辱シーンは原作でもキツいシーンでしたが、漫画でもセシリーのおっぱいがポロリしてもまったく喜べる心境ではなかったですね・・・しかし後半は、山田氏が渾身の一冊と言っているだけかなり力が入った描写に感動しました。2011/04/04
takao
1
いよいよ原作のあのシーンが描かれたのですが。ここまで一方的な暴力だったとは。目を背けたくなるほどの一方的な展開に,この作者相変わらず容赦がない,と感じました。そして,はじめての挫折を味わったセシリー。彼女が立ち直るのが早すぎるのは少し残念。とはいえ,これは原作通りだから仕方ないですね。セシリーを傷つけられたルークとシーグフリードの戦いは,ど迫力で見応え十分。そして,ラストのダンス場面。セシリーの笑顔が眩しくて可愛くて。こんなに恵まれたコミカライズ。原作ファンとしては嬉しくて仕方ありません。2011/03/28
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