MFコミックス アライブシリーズ ささめきこと ７

著者名：いけだたかし【著】

KADOKAWA（2015/03発売）

• ISBN：9784840133869

内容説明

遂に想いが通じ合った純夏と汐。二人の様子を見て、自身の変化に気付くマユとそれを見つめる恋乃……。「いつもまっすぐ感じたまんま」恋乃の言葉に、決意を固めるマユ。季節は秋となり、純夏は生徒会長選挙に立候補することになるが、対立勢力が純夏の評価を下げるために怪しく蠢く。想うことを描いた学園ドラマ、ささめきは次第にざわめきへ――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

自分一人の問題だと思ってた。解ったつもりでいただけだった。風間を好きになるってどういうことか―

2012/05/12

[踊れない人]

積読本。　あぁ、否定しない理由はここにあるのかー。　コイの妹ちゃん双子～。かわいい(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡　ｐ142　嫌な人はどこにだっているけどって本当にそうだよねー。特に口ばかり立派な事言ってる女！！　朱宮くん☆蘇生した！！！（笑）

2017/04/21

[マギカ鍋]

可愛い女の子が好きな汐とその友人で汐に片想いの純夏の話、７巻。言葉を交し合ったわけではないが心を通じ合わせた二人。純夏が腑抜ける中まゆの憧れは恋に変わる。そして気づかせてしまった恋乃もまた。その恋乃の家庭は複雑で苦労もあるが円満。その母は「正しさなんて人の形みたいなもの･･･ここに正直に生きるのが正しいカタチ」と胸を指すと。その言葉に試されるように生徒会長選挙が始まり利権もからんで噂が飛び交い立候補した純夏の周囲を中傷する悪戯が。汐の抱える過去と自分の立場を意識する純夏。特別な二人の社会との戦いが始まる。

2012/10/30

[連雀]

真面目な真面目な蝉丸が、真剣に自分の恋に向かっていく姿と、それを見て自分の恋を押し殺すコイが・・・いや、汐と純夏がうまく行くと、今度は後輩カップルが傷つくことになる。途中の描写で、無数の生徒たちの呟きが一斉に流れるところがありましたが、あれが広い世界の中の孤独を表現しているようで印象深かった。そりゃ、誰かを愛し、誰からに愛されなくては生きていけないですよ。「知らずや、人を」と言うサブタイトルがありましたが、あれは「知らずに人を好きになる」と「知らず人を傷つける」のダブルミーニングですよね。深い！

2011/06/27

[nukupoka]

汐と純夏はやっと思いが通じ合ったのに、対立勢力からの陰湿な攻撃の影響で微妙な状態に。「すみちゃんはまだ  "普通の人"だもの」と言う汐の表情が何とも悲しそうで、胸が締め付けられました。 あと、倒れてしまったマユの分も頑張って試合に望む恋乃がカッコよかった。今後、恋乃の思いがマユに届くのかが気になるところです。

2010/11/03