内容説明
妾屋を支配下に入れて復権を狙う吉原惣名主。欲に駆られたその姿は、まさに悪鬼。苦界から逃れたい女の悲哀につけ込んで山城屋に火を付けさせただけでなく、命を顧みぬ忘八に昼兵衛と新左衛門を襲わせる。八重の機転で林出羽守の後ろ盾を得た昼兵衛。だが既に吉原は、妾屋一党の絆にひびを入れる卑劣な計略を巡らせていた。絶体絶命の第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
85
妾屋昼兵衛女帳面「色里攻防」7巻。面白かったですね~一気読みしてしまいましたよ、小姓組頭林出羽守、吉原、南町奉行、与力、同心、大奥御用達の商人、妾屋昼兵衛それぞれの利害思惑が絡んで、それに真っ正直な新左衛門さんが加わりハラハラドキドキ楽しませもらいました。 2019/03/27
うさこ@タッタカタ
10
もうハラハラさせるんだから!林さんが妾屋にさせたかったことって結局何だった?読み返して見なければならん。恥ず2018/05/11
いつでも母さん
10
好きな上田先生のシリーズの一つ!お待ちしてましたよ。一気に読了。妾屋なんて聞くと胡散臭いのだが、この昼兵衛さんは芯が一本通っている。割り切り方も面白い。負けるな山城屋!って応援の旗を振る私。ますます続きが楽しみです。手元に、これ又好きなお髷番・・の9巻目もあり幸せ。深室の活躍も楽しみだぁ。2014/10/22
蕭白
6
ふたりの激闘シーンは迫力があって良かったです。2015/10/11
蕭白
6
今回も一気読みでした。まさかあの二人が闘うなんて・・・。ちょっとビックリの展開でした。2014/09/28
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