内容説明
アルバム『SPEEDWAY』制作秘話、TMのメンバーと関係するある人物とのエピソード、デビュー30周年イヤーへ向けてシンクロする3人……。前作から約10年、小説「電気じかけの予言者たち」シリーズの第5弾作品は、2007年~2012年頃までのTM NETWORKヒストリーを綴った1冊! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップノア@背番号16
67
TM NETWORKのメンバー、木根尚登氏によるTMの自叙伝的エッセイ5作目。アルバム「SPEEDWAY」が発売された2007年前後について語られている。小室哲哉氏を中心としたユニットではあるが、3人の役割や絶妙な距離感の上に成り立っていると再認識。インターネットが普及し知りたい情報は簡単に手に入る現在でも、やはり当事者しか知り得ない事実は読み応えがあった。「読んだ本より書いた本の方が多いのは自分くらい」と木根さん。小室さんに促され執筆した処女作「CAROL」からもう30年も経つのか。私も歳を取ったな。 2019/10/19
凍矢
4
実に面白かったです。木根さんの視点から見た話が、活き活きしてたようで、素敵でした。あっという間に、読了してしまいました。日記として見ても面白いですよ。知ってるアーティストの名前に、過剰に反応。思わず照れてしまいましたー。2014/08/02
熾水ルカ
3
2007年~のTMNETWORKの活動記、及び木根さんの日記という感じ。あくまでも「活動中の話」なので小室先生の事件の事なんかは語られていない。07年の事を語っていたかと思えば、11年のエピソードが急に差し挟まれる、というような自由な時間軸で語られているので、ある程度TMの活動を追っている人じゃないと読みづらいだろうな。この本のなかでチャリティーイベント「ALL THAT LOVE」の事も語られていて、サポートメンバーがFODの面子だと知ったときの興奮を思い出した。またやってくれないかなー2014/10/30
Paddle With Me
1
意味なく借りた(笑)TMNなら木根尚登が好きだったけど、それ以上に松本孝弘が気になって、吉田建と西平彰が好きだった…単なる10代の思い出です。B'zの松ちゃん以外は名前がでてて、内容関係なくちょっと懐かしくなってしまいました。2014/09/20
Kid Ayrack
1
「やっぱり私たちが知ってる通りの3人だ!」と安心したり、「木根さんから見るとそうなんだ!」と意外に思ったりの連続。今回の"震"は震災の"震"だったけど、TMとFANKSにとって本当の激震だったアレとコレは続編に期待。2014/07/31