MM9 ─destruction─

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MM9 ─destruction─

  • 著者名:山本弘【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 東京創元社(2014/08発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488737030

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内容説明

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された特異生物対策部、略して“気特対”が日本を守るべく駆けまわっている。スカイツリーを襲った宇宙怪獣を辛くも撃破してから二日。一騎と亜紀子、悠里とヒメは茨城県内のとある神社に護送された。そこで出会った美少女巫女ひかるはヒメとの意外な関係を明かす。一方、日本近辺には透明怪獣が次々と出現。その裏には、地球侵略をたくらむチルゾギーニャ遊星人の恐るべき目論見があった……。最強の宇宙怪獣を前に人類は? 本格SF+怪獣小説『MM9』第3部!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

48
世界各地に神話として残された究極の怪獣神臨。前作同様ラブコメ感が続く中、怪獣と神話のテーマも盛込み、やはり飽きさせずに終盤の大怪獣総進撃へとなだれ込む。読みながら脳内で登場怪獣をあれこれ映像化する作業も楽しく、三部作が終わり後は番外編の「トワイライト・テールズ」を残すのみとなり少々残念。2015/06/07

更紗姫

37
ひたち海浜公園〈みはらしの丘〉に一面のネモフィラを見に行く・・・目下の私の夢。「来春、絶対行こうね」と友達と約束しているその場所に、ギガント降臨。震えが走った。前面には出ないが、気特隊という組織のバックアップ、伊豆野(=先住妖怪)とひかる達(日本を守る神話的存在)も協力して死力を尽くす展開に、息を呑む。一騎を取り巻くとぼけた状況は、緊張緩和にちょうどよかった。でも、亜紀子は一気に大人になっちゃったね。もう一生頭が上がらないよ、それも一興?こちらの感想にもあるが、「ここが潮時♪」かな。楽しかった~、有難う!2014/08/24

巨峰

36
三部作の最終作は、まさに怪獣プロレス。敵味方3体ずつの怪獣が出てきて楽しめました。恋愛要素も悪くない感じです。怪獣のいる平行世界の、日本史、世界史がうまく構築されていたのも楽しかったです。恋愛要素もいい塩梅!亜紀子ちゃんもいい子ですねー2024/11/30

つねじろう

33
来たよ来たよ怪獣大戦争。地球で暴れまわってた怪獣も他所の天体から侵略して来る宇宙怪獣に一致団結して戦う。怪獣物語の最終編くらいに出て来るお約束ストーリー。そう言えばこの前観たあちら版のゴ◯ラもそんな感じ。そりゃ怪談噺の幽霊も怪獣も出て来る迄、若しくは出て来た瞬間が華でその後は闘うだけなんだけど。でも神話理論と前巻からの恋愛ごっこで引っぱり過ぎじゃない?神話理論の展開の造り込みが楽しくて本筋を忘れたみたいな。まあでも後半のバトルは壮観でワクワクしたし、最後までヒメが健気で可愛らしかったから丸にしよっと。2014/08/22

よしぱん

31
★4 MM9part3はpart2のすぐ続きで、ついにやってきた宇宙怪獣ズvs地球怪獣ズの総進撃。透明吸血怪獣アブソーラス、合体UFO怪獣ゴウキング、地底怪獣メカモグラ、円盤蛇怪獣ガラコブラ、怪獣神ギガント、登場。迎え撃つは、目覚めた金色女神とその守護怪獣ゴズ&カガミ。少女怪獣ヒメ×不老巫女×幼馴染女子高生とのラブコメ風味はご愛敬。そしてウルトラマンシリーズのワンダバやエヴァ使徒襲来BGMのティンパニが、どうしたって脳内で鳴り止まない!2020/03/24

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