講談社文庫<br> 幸腹な百貨店

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講談社文庫
幸腹な百貨店

  • 著者名:秋川滝美【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2018/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784062939034

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内容説明

食べて、働いて、みんなで笑おう――。バブル部長VS.若手社員。老舗デパート再生なるか? 中部事業部長となった高橋伝治は、以前店長をしていた堀内百貨店が閉店の危機にあることを知る。古巣のピンチに自ら乗り込んだ伝治だが、何でも「気合い」で乗り切ってきたバブル部長を若手店員たちは煙たがる。伝治は彼らと旨いお店で腹を割りつつ、お祭り復興に取り組む地元店主たちとも知り合って……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

63
読みたかったのはコレジャナイ。タイミングが合わなかったのかな。2022/02/27

佐島楓

62
百貨店経営のリアリティと、料理があくまでも会話の潤滑油として機能し、物語の自然な流れにつながっているという点がとてもよかった。世代間格差の問題を絡めているのも面白い。続編も読んでみたい。2018/05/20

くろにゃんこ

45
地方の郊外にある百貨店、お客が減り閉店の危機に…売り上げ回復なるか、閉店を免れるか…!?これはもう都心でさえもどんどん閉鎖してしまっていて、残っているのはどこにでもあるような大規模な店ばかり。今や物産展もあちこちであったりして本当に難しい。でも行ける範囲にあってほしいものです。苦悩する様子が丁寧に書かれているのでこの先、どうやって乗り越えるのか、興味津々。2022/06/10

ユメ

45
百貨店が立ち行かなくなる現状は、やはり寂しい。私にとって百貨店は、ちょっと背伸びをしてときめきを買いに行く特別な場所だから。伝治が見出したような、地元の商店と連携して、郊外型ショッピングモールのターゲットから零れてしまった人たちのニーズに応えるという手は活路となりうるかもしれない。また、世代間の格差というのも本作の大きなテーマ。これは私も日々痛感するけれど、結局は世代という大雑把な括りで人を色眼鏡で見ることが問題なのだ。美味しいものを食べながら個人レベルで理解し合った伝治たちは、これまた理想的だなぁ。2018/11/29

ひさか

35
2015年11月講談社刊。書下ろし。シリーズ1作目。2018年5月講談社文庫化。地方にある老舗デパートの再生物語。登場人物たちに工夫があり、楽しいです。お祭り実施による地方活性化に突破口を見つけるあたりにも、工夫があります。「幸腹」の意味が、わかりませんでしたが、どうやら、グルメな情報もしっかりあるよという意味のようです。次作の工夫が楽しみです。2018/08/03

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