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内容説明
町一番の屋敷に居候している高校生・空太。彼を日々悶絶させるのは、屋敷のひとり娘・杏奈。まだ中学生の彼女を汚してしまう前に…まずは自分がどうにかなってしまいそうなその同居生活に、空太の知性も理性も陥落寸前。触れることは許されない…触れぬには生きられない…ここは――監獄だ！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉響
31
電子書籍無料版にて読了。その何気ない仕草の全てが僕を甘く残酷に擽ることを君はまだ知らない。お嬢様と使用人の孫。身分違いの恋。僕はもうずっと囚われている。「彼女」という甘美で無慈悲な檻の中に。けれど彼女もまた、「家」という名の檻の囚われ人なのだ。それでも、今だけは君の側にいたい。君との未来を望むことは赦されなくても、誰よりも一番近くに。あの日、君の笑顔を守ると誓った。彼女が望んでくれるなら、僕はいつだってこの身を顧みることなく彼女を守るだろう。僕の望みと彼女の幸せが同時に叶うことはないと知っていても――。2016/06/10
みずき
14
身分違いの、許されない恋。空太に感情移入しすぎると、幸せな地獄にいるような気分に。(笑)杏奈も分かってて誘惑しているように思えてきてしまう…。無邪気さ純粋さは時として罪だな。ただ少しの時でも好きな相手と一緒に居たいだけなのに、それすらも奪われようとしているなんて…。続きがかなり気になる展開。空太目線で正解だと思う。2014/09/16
りっつ
11
身分違いの恋、切ないな。にしても、杏奈は無防備すぎ！！露出が多い笑。でも、杏奈が無邪気でかわいいからこのお話が楽しく読めてる気がする。実際けっこう重い話だよね(^^;)瀬能さんがこわい！ほつれ糸…。ティアラは笑えたけど！2015/05/05
いと
11
身分違いの杏奈と空太。空太目線で描かれる物語…いいっ‼︎まずね、帯の「僕はどうやらもう、限界のようだ。」に誘われましたよね。うまいな〜（笑）本編では空太目線のせいか、私まで杏奈のある意味危なっかしい行動にハラハラドキドキ。あんな露出して密着されて…空太も大変だな…なんて思いながら。さっそく急展開の予感を漂わせて終わりましたが今後どうなるのか。注目です。2014/08/04
rs
11
男の子目線から描かれた身分違いのお話です。綴られる言葉が切ない。展開が早くて さくさく読めました。次巻も楽しみです。2014/07/26
