対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とスキル

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対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とスキル

  • ISBN:9784820728603

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内容説明

立教大学経営学部教授 中原淳氏推薦
“「勘と経験と度胸」のOJTから「エビデンス」に基づくOJTへ”

・一人ではなく複数で教える「OJTネットワーク」
・「職場になじむ」「戦力化」を戦略的に考える「組織社会化モデル」
・アンラーニング(学びほぐし)を適切に行う「フィードバック」
・「対話モデル」で自律型人材を育てる
・「スキャフォルディング」で部下・後輩の自立を助ける

【リモートワーク時代の教え方の新常識】
部下・後輩に仕事を教え、一人前に育てていくうえで欠かせないOJT。
組織の枠にとらわれないオープンイノベーションが求められ、複業(副業)が当たり前となり、さらにはリモートワークが進む中で、効果的なOJTを行えているでしょうか?

「背中を見て学べ」が通用しなくなっている現代に、適切に人を教え、育てていくためには、科学的なエビデンス、理論に基づくスキル・実践法が欠かせません。

本書が提案するのは、「対話型OJT」という手法です。
人材育成に関するさまざまなエビデンス・知見をもとに、組織においてムリなく、すぐに取り入れられる方法論をまとめた人材育成の手法が、「対話型OJT」です。

「対話型OJT」を活用いただくことで、
「そもそも仕事が多すぎるうえに、部下の数が多すぎて、全員に目が行き届かない」
「メンバー一人ひとりが個性的で、取りまとめが大変」
「リモートワークが中心になっていて、コミュニケーションをとるのが難しい」
「そもそも、教える側の自分も、この方法で本当に良いのか自信がない」
こうした悩みを解決し、自分で考えて、自分で動ける“主体的な人材”を育てていくことができるでしょう。

リモートワークでの育成に悩むマネジャー、育成に時間にかけられないと悩む先輩社員、組織の人材育成を考える人材育成担当者の皆さんが、今日から取り入れられる考え方・スキルをまとめた1冊です。

《本書の内容》
第1章 Why――なぜ今、「自律型人材」が求められるのか?
第2章 Who――誰が教えるか~OJTネットワークを築く~
第3章 What――何をやってもらうのか ~経験学習を定常する~
第4章 How long――育成にかかる時間
第5章 How――対話型OJT~「答えがわからない時代」の教え方
第6章 How――リモートワークでの効果的なコミュニケーション
第7章 How――教える~スキャフォルディングで足場をかける~
第8章 Where――リモート環境で対話型OJTを実践する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shin_ash

4
新人にどこまで自主性を許すか?の線引きに戸惑ったので手に取った。自分たちの場合、職務上ルーティンワークの部分が少ないので必然的に自律的なメンバーを求めることになる。そういう意味では本書の方針と自分の事情は方向性が合っている。たまたまだが、複数人で育成する形を取っていたのでそういう意味では半ば実践できていたことになる。問題点だなと思っていたところもデメリットとしてあげられていたので参考になる。線引きについては指針はなかったが、暗黙の了解として特に新人であれは“常識”については常識として教えるべきなのだろう。2021/08/13

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/87e9905c-79ee-486e-8804-ae41f7737975 2025/07/08

thumoto

1
人にものごとを教える時の「科学性・抽象性」が知りたくて手に取ったが、教える時の要素や手法が「因数分解」されていてわかりやすかった。文学・哲学でも「教える―学ぶ」はたびたびテーマにされ、コミュニケーションはすべてこの構図と極論できるけど、仕事では「なんとなくの友達や相性の良さ」ではなく、同じ組織の一員としている以上、「教えるー学ぶ」双方が効率的でやりがいを感じれることが最良だと考えている。本書をもとに教育担当者にどの要素・手法を選択するかプレゼンさせても面白そう2023/06/03

リン

1
普遍性あり。いざと言う時に立ち戻る本。2022/09/13

007

1
まず本の作りとして、参考文献がそのページの最後に掲載されているので、分かりやすくよかった。もう1つ、最後に索引があり、振り返って意味を調べたい時に役に立ちそうだなと感じた。 内容で私が響いたのは、OJTの目標を設定する。複数で支援する。ダイナミック・ケイパビリティ(自分を変化させていける力)。それと、なぜを繰り返し経験学習させていく。などがあげられる。良い本に出会えた。2021/04/02

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