文春文庫<br> キュート&ニート

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文春文庫
キュート&ニート

  • 著者名:黒田研二(作家)
  • 価格 ¥722(本体¥657)
  • 文藝春秋(2014/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167901448

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内容説明

姪探偵登場!? ひきこもりのニート青年・白畠鋭一は、バツイチの姉・真矢のニューヨーク出張の間、幼稚園児の娘・リサの面倒を見ることに。幼稚園で起こる様々な事件をリサに助けられて解決するうち、縮こまった鋭一の心も開かれていく。著者自身の幼稚園児の送り迎え体験を元に描くハートウォーミング・ミステリー! 幼稚園には危険がいっぱい? もう「ひきこもり」なんて言ってられない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くろねこ

18
レビューを見るとなかなか厳しい意見が多かったので、なんとなく手が伸びず本棚の隅に何年も眠ってたけどついに読んでみたらわたしは結構好きだった☺️ リサちん可愛いし、主人公の鋭一へのイライラもまぁ許容範囲内w 1話1話もライトであっさり読めて良き読み心地でした。2020/12/02

エドワード

14
鋭一は28歳のひきこもり男。姉のアメリカ出張のため、名古屋に住む姪の面倒を見ることになる。この姪のリサちんが、5歳にしてピラフが作れるシッカリ者、というわかりやすい?設定でドタバタ劇が展開する。彼はアニメやフィギュアに詳しいオタク青年だが、実によくしゃべる。鋭一の極端に広いパーソナルスペースが面白い。他人に近寄れないのか?しかしアニメキャラに似ている、幼稚園のサチ先生に惹かれちゃうところなどはごくマトモ、社会人として十分やっていけるね。「たんじょうび ありがとう」の意味には成る程!とうならされた。2018/04/22

なも

14
5才児探偵(姪)と28才ニート助手(叔父)の日常系ミステリー。実際にこんな子供云々はさておき、思ったよりも楽しめた。大人であるはずの鋭一と、子供なはずのリサの対比が面白いかな。ニートになった理由の中身が、最後に綺麗にまとまったのは良かった。2015/12/13

シアン

7
30間近でひきこもりでニートの鋭一が、とあることから5歳でしっかりもののの姪っ子リサの面倒をみることに。 探偵物かと思いきや、鋭一の成長物語。 登場人物はみんな魅力的で、ダメ男の鋭一でさえ、何故か応援したくなる。 心温まるので、是非最後まで読んで欲しい。続編希望。2014/07/23

ag0514@だが断る👼

6
☆☆☆☆ 連作短編6話収録。キュートな5歳児リサちんとニートで叔父のエーちゃんのハートウォーミング・ミステリー。バツイチのエーちゃんお姉さんが、ニューヨークへ出張する間、娘のリサちんのお世話をすることになります。あえてなのか?登場人物をかなり大仰に書いてあるので、漫画を読んでいる様な印象ですね。2話目の「魔法の呪文」が、お気に入りです。5話目までは、ほのぼのとした感じでしたが、最終話で泣きそうになりました。カバー絵も素敵です。2020/08/16

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