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内容説明
「すこぶる」「大いに」「大変」「ほぼ」など、普段使っている言葉の中から微妙な状態や程度をあらわすものを厳選。その言葉のおおもとの意味や使い方、差異を徹底的に分析し、解説した画期的な日本語入門。
目次
あいかわらず―依然として
あまる―のこる・のこす
いちじるしい―はなはだしい・はなはだ
いつも―ふだん 常に しじゅう・しょっちゅう 絶えず
いろいろ―さまざま とりどり・まちまち
うつくしい―うるわしい きれい・汚い きたならしい
うまい―まずい じょうず・へた おいしい
おおい―たくさん・大勢・豊か・おびただしい 多くの
おおきい―大きな・でかい
おおむね―あらまし〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WATA
61
「いつも」と「ふだん」、「つい」と「うっかり」など、似たような意味を持つ日本語の違いを解説した本。類語辞典に近いが、類語辞典が数多くの単語を分類することに重点を置いているのに対して、本書は少数の基本語のみに絞り、1つ1つの語の意味を詳しく解説することに重点を置いている。「辞典」と名前がついているがパラパラと読んで楽しむ本。辞書的に使うには関連語も含めた索引が無く、収録語数も物足りない。そういった使い方には本書のもとになった「基礎日本語辞典」の方が良さそう。本書が良かったのでそちらも一度手にとってみたい。2014/08/26
mazda
35
日本語の単語も、1つ1つ違いを理解しようとすると、難しいものだなと思いました。「余る」と「残る」って何が違うの?、と聞かれると、きちんと答えることはできないけど、いざ読んでみると、確かにと思います。2014/09/03
トウリン
3
期待したのは、『おざなり』と『なおざり』の違いみたいな、使い方に迷うような言葉の説明だったけど、これはシンプルに『詳しい辞書』みたいな感じだった。日本語を使う上で、別に読んでなくても困らないけど、読んでおいたらまあそれなりに知識になるかな、というところ。2017/02/18
もーちゃん
0
読まずじまい。