内容説明
〈博学〉派閥は、他派閥の人心を操作し続けた。陰謀のために両親や友人を亡くしたベアトリスは、意を決し〈博学〉の本部へ出頭し、リーダーと対決をする。異能を怖れられるベアトリスは、処刑を宣告されるが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろとろ
13
この物語には、更に続きがあるようだ。5つの派閥の内部抗争が終わった後、いよいよ柵の外の世界がどうなっているのか最後の物語なのであろう。「進撃の巨人」では塀の外はあくまで塀の外だけであって、なぜ塀の中に人が住んでいるのかが全く触れられていないが(著者も知らないと思う)、ここでは、外の世界のヒントにも触れているので、すでに構想はあって、必ずチャンとした答えが出るだろうと期待している。2014/08/09
外道皇帝
11
上下巻まとめて。博学から逃れたトリスたちは無派閥と合流し、博学のシミュレーション攻撃に対して反撃を開始する。トリスはウィルを撃ったPTSDで銃を撃てなくなるが、行動は今までどおりかなり無謀なまま。博学の隠している重大な情報をめぐって激しい戦いが始まる。誰が味方で誰が敵なのか、かなり入り乱れて後半はハラハラドキドキ。早く第三部が読みたい。2015/06/23
cozy
10
映画を観て続編があることを知ったので、いきなりこっちから読みました。原作がYA層向けとのことで映画も本もわかりやすくておもしろかったです。折角なので映画の原作になった方も読んでみたい。2015/07/29
siva
9
結構面白いし映画も見たけれど・・あまり記憶に残る小説ではない。さらっと読めるエンタメ。この手のは”どこかで読んだ”感が出るのはしょうがないか。映画のトビアスがかっこよかったので思い浮かべながら読むと楽しかった(笑)続きが楽しみではあります。2014/08/31
シュクル
6
上巻に比べ展開に盛り上がりがあり退屈な感じはしませんが。如何せんトリス目線だけなので同じ感情の繰り返し感が辛いです。トリスのトビアスを思う気持ちは痛いくらい伝わりますが逆にトビアスの方の気持ちは心情が分からないため、ただ台詞としてしか伝わらないのが残念です。今作でゲート内での派閥は崩壊し今後はゲートの外での戦いになりそうです。今回ジェニーンがしたように事実を隠し通そうとする気持ちも理解できる気がします。知らないという事は時として幸せな時もあると思います。マインドコントロールして虐殺はやり過ぎですけどね。 2017/11/28
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