集英社文庫<br> 田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察

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集英社文庫
田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察

  • 著者名:望月諒子
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 集英社(2014/04発売)
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  • ISBN:9784087451825
  • NDC分類:913.6

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内容説明

マンションも買った。車も買った。足らないものは男だけ。桃沢桜子42歳。立志館大学准教授。出世争いには巻き込まないで的な、食事は売れ残り弁当でOK的な合理主義な女。ある朝、田崎教授が大学の玄関ロビーで死んでいた。前日に教授と言い争っていたのを目撃された桜子は警察に事情を聞かれる。一癖も二癖もある教授たちと大人になりきれない学生たち。魑魅魍魎が跋扈する大学内ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

130
2014/4/21 Amazonより届く。 2021/12/6〜12/10 3年半ぶりの望月作品。立志館大准教授の桃沢桜子。ある朝、同僚の田崎教授が大学の玄関ロビーで死んでいた。前日、田崎に自室に侵入されていた桜子は警察に事情を聞かれるが・・・。大学に根強く残る幽霊伝説なども交えて、学生たちと真犯人探しに奮闘する。  なかなかキャラが良い。また大学院での学歴ロンダリングなども取り入れられていて、面白いなぁ。続編も出ているようなので読むのを楽しみにしよう。2021/12/10

ミーママ

43
図書館の本📚 初めての作家さん! なんとなく読みにくい感じ。合わないな。 2020-52020/01/30

らむり

43
大学の都市伝説ミステリー。望月さんと言えば重い内容の作品が多かったと思いますが、この本はワリと軽いノリ。姉御肌の桜子のキャラは良かった。2014/05/14

うまる

26
【縛り本】序盤はとっつきにくかったですが、だんだん桜子准教授の思考がクセになってきました。終盤のピースの嵌り具合が楽しかったので、読後感は満足寄り。考察の対象が、教授の死よりも大学と社会なので、がっつりミステリだと思って手に取ると肩すかしかな。かといって「大学院と社会学の考察」とかじゃ売れないだろうしなぁ。世界の井上さんのモデルはモロあの作家さんだよね。信者が怖くて手を出す気にならないです。2023/04/11

coco夏ko10角

21
初読み作家さん。最初は地の文に癖を感じたけど読んでるうちになんとか。他の教授たちとか学生たちとか、大学内ならではのミステリー。最後は噂とかうまくつながっていってよかった。人物名忘れないうちに2巻読んでみようかな。2020/12/19

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