中国13億人を相手に商売する方法 「カネ」ではなく「チエ」で勝負する

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中国13億人を相手に商売する方法 「カネ」ではなく「チエ」で勝負する

  • ISBN:9784799314784

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内容説明

これから中国で小売業、飲食業ほかサービス業を始めてみようと考えている人、すでにそうしたビジネスを中国で展開しているけれど、もうひとつ伸び悩んでいるという人にとっての必読書が誕生しました。

著者は上海在住のコンサルタント。日系企業に対してマーケティングを中心にコンサルティングをおこなってきた豊富な経験から、成功法則を伝授しています。

いままでの中国ビジネス本は、中国を生産拠点にしようとするメーカーの人たちを対象とするものが主流でした。ですから、中国人従業員や取引企業、また地方政府との付き合い方を説明する内容が多かったのです。

中国経済が高成長を遂げ人件費も高くなった現在、中国は生産拠点としてのメリットがなくなりつつあり、撤退する企業も増えています。そのため中国ビジネスに関して悲観論が聞かれますが、それは誤っています。これからの中国ビジネスは中国を13億人の巨大な消費市場と考え、日本人あるいは日本企業ならではの商品やサービスを提供して儲ける時代に入ったと考えるべきなのです。

本書は、中国人消費者に対してどのようにアピールすることが売上拡大につながるのか、中国人の心理とロジックに裏打ちされたさまざまな方法を、具体的な事例とともに解説しています。また、中国企業や中国人従業員との付き合い方も、サービス業を前提として論じているところが大きな特徴です。

本書を読んで、あなたの会社の商品やサービスを中国で売って売って売りまくろうではありませんか!

目次

第1章 中国人消費者に「買いたくさせる」鉄則(「よいモノ」ではなく「有名なモノ」が売れる カネではなく「チエ」で知名度を上げる 競合相手の力を利用する ほか)
第2章 中国企業と「したたかに付き合う」秘訣(キリギリスではなくアリを目指せ 中国人経営者との商談では第一印象を思いきり飾れ お客様のふりをして潜在顧客に近づく ほか)
第3章 中国人従業員の力を「120%引き出す」心得(細かいミスをなくすのにエネルギーを使わない 100点のサービスではなく70点でよしとする 中国人スタッフはいざとなると敵に変わることを忘れない ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっしー

10
中国ビジネスについてまとめたマーケティングの要素が強い本。かなり詳しい。中国企業、中国人の常識、ビジネスモデル、消費者行動などについて書かれている。少し古いが確信的な内容を上手にまとめてあると思う。中国ビジネスに興味がある方、中国について調べたい人、貿易などで関わりがある人にもかなりおすすめ。「常識の違い」は日常生活でもたくさんありますが、ビジネスをするなら必須項目。対象読者が少ない分かなり貴重な本だと思います。2020/09/29

芸術家くーまん843

8
なかなかマーケットの実態が見えてこない中国市場に関する一冊。著者はブーズ・アンド・カンパニー、アクセンチュアなどの外資系コンサルティングファーム、子供服大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、家族で上海に移住。現在日系企業の中国事業拡大を支援するコンサルティング会社GML上海の総経理として活躍。中国企業の商慣行、中国の消費者の不可思議な行動パターンを上手にまとめ紹介。厄介な市場だなあと思いつつも成功事例も載っているので成功企業のやり方を自分なりにアレンジするといいと思う一冊。2014/04/18

Tsingdao Beer

1
少し忙しかったので読了までしばらく時間を要したが、内容は簡単で読み易かった。自分自身、中国に住んで7年になるが、もっと早く読んでおけばよかったなと思う個所がいくつかある。これから中国ビジネスを始める人や、初心者にはうってつけの本でしょう。もっとも巻末に書かれている10箇条は中国に限った話ではない。海外にでは日本人はあらゆる場所で「平和ボケの農耕民族VS命がけの勝負をしてくる狩猟民族」といった場面を経験しているはず。若き日本人には今こそ立ち上がり、海外に挑んでもらいたいものです。2020/11/26

Chiai Shinozaki

1
あるあるがつまってる

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