内容説明
分断された各統治区から集まった仲間と、野球好きの頼もしいシェパード“主将犬”を連れて、命からがら中央ニッポンの東京にやってきたサブーシャ。だが、すさまじい執念で追ってくるKGBの親玉・一陽斎東勝は、遂にサブーシャを匿った人気美人歌手・秋山マリの豪邸にまで迫る。激闘の末、遂に一人となったサブーシャの運命は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kemonoda
4
井上節絶好調の中巻。とにかく(一見)くだらない挿話、脱線また脱線とそのすべての場面が偏執的に詳細に描かれます。井上ひさし中毒者にとっては嬉しいかぎりですが、一般の読者には少々くどすぎるのでは・・・心配になります・・・。まあそれはさておき、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、本書中盤ではあっと驚く衝撃的な「仕掛け」が用意されています。凄いです。この小説は。2014/04/30
山目
1
いやはや、これは脱線なのか本線なのか。昭和の薫り高く、ドタバタコントが展開。パロディ満載、大笑いしながら結末は如何にと興味津々。下巻も笑わせていただこう。2014/04/23
かずぺん
0
面白いですね~。引き込まれます。下巻に入ります。2014/06/24
亀之助
0
ロシア地区を脱出したが、そこにはそれを阻止するスパイが。難局、難問を乗り越えるが、奇跡が奇跡を呼ぶ。2014/05/26
Hiro
0
これはまさに昭和30年前後生まれの世代には昔懐かしい「ひょっこりひょうたん島」の再来のような物語。次々に強烈な爆笑脱線のエピソードが飛び出し本題を忘れては戻るの繰り返し。でもこのそれぞれの脇筋の面白い事と言ったらないですね。即下巻に突入しよう。読む前から未完と知ってはいるけれど。2019/05/02
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