内容説明
『経済の入門書であると同時に、「半沢直樹」シリーズの入門書である』(池井戸潤 序文より)
●半沢は取引先の訪問で何を見ているのか?
●粉飾決算の手口とそれを見抜く方法
●最優秀店舗に選ばれるといくらもらえる?
●金融庁の「黒崎キャラ」は本当にいるの?
●M&Aから焦土的経営まで、企業買収の最前線とは?
●バブル期とは何だったのか?
「半沢直樹」シリーズに登場する台詞や事象を上げて、経済・金融用語を優しく解説した1冊。「100のキーワード」でお金をめぐる社会の仕組みが丸わかり! 「半沢直樹」ワールドを2度楽しめる本。 文庫書き下ろし作品。
目次
第1章 「半沢直樹」の仕事(銀行の融資課長って何してる人? 支店長は偉いのか―銀行という組織 ほか)
第2章 「半沢直樹」が企業を見る(決算書から解いてみよう 企業の実態を見抜くには? ほか)
第3章 半沢が生きたバブル期(バブル期とは何だったのか バブル崩壊が招いた影響)
第4章 半沢、企業を再生する(企業買収の最前線 企業のコンプライアンス ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
119
⭐️⭐️⭐️ヘビロテの池井戸潤さんの番が回って来ましたが、B社の100円コーナーには未読本はこの本のみでした。あまり期待せずに読み始めましたが、オレバブ、花バブ、ロスジェネの池井戸さん三部作を題材に銀行とそれを取り巻く慣習・慣行を用語集仕立てで作品に絡めてまとめてある本書。私には復習のテキストとして優れている様に感じられました。少し前までの銀行業の業態が良く分かる本です。2016/06/17
おいしゃん
63
ドラマ「半沢直樹」で、銀行に興味を持った就活生も多いのではないか。そんな人々はぜひこの本を。読んで、「これはやりがいのある仕事だ!」と思えれば、ぜひ目指してほしいし、「こんな重責はとてもじゃない」「内容がちんぷんかんぷん」という人は、金融は止めたほうがいいだろう。ちなみに自分は後者。学生の頃、内定はもらったが、止めて正解だった…2014/07/14
こうせいパパ
61
主に金融業界の用語について、ポイントを押さえて分かりやすく解説されていた。半沢シリーズ以外の池井戸作品も少しだけ登場し、テンションが上がった。薄いので気楽にペラペラ読めた。2014/07/19
シャトル
59
【図書館リクエスト】ちまたに溢れている経済金融用語解説書との一番の違いは、半沢シリーズに書かれているセリフやフレーズが引用されている点。セリフや半沢がとった行動がとても懐かしい!うん!とても面白かった! 池井戸潤12作品目 2014/05/04読了2014/05/04
再び読書
58
これを片手、辞書がわりに横に置いて本を読む、またはドラマを見れば、より理解度が増すに違い無い。面白くわかりやすいが、普段使わない言葉なので、多分すぐ忘れる。まあ、良いかと割り切って読めばと思う。また、再度半沢シリーズを読めば、面白さが増す。出来るかは疑問ですが。金融や銀行についての入門書としては、かなり良く出来ている。2016/08/31
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