集英社コバルト文庫<br> 【シリーズ】薔薇は聖なる都で咲き誇る

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集英社コバルト文庫
【シリーズ】薔薇は聖なる都で咲き誇る

  • 著者名:小田菜摘【著】/まち【イラストレーター】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 集英社(2014/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086017992

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内容説明

俺のそばにいてくれ――。複雑な出生や過去の事件に傷つき、心を凍らせていたマリアンジェラは、異父兄・アルフォンソにより名目上の結婚を繰り返させられていた。だが、四人目の夫・レオナルドとの出会いにより、様々な感情や表情を取り戻す。しかし、実父であり、マリアンジェラを溺愛する聖王・クレメンスが、彼女を自分の手元に置こうと画策し始めて…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

15
うーん、想像以上に聖王クレメンスと兄アルフォンソが最低だった。でも、兄の歪み具合だとか、いつも何かを企んでいるとか、それが潰えた時の反応とか読んでいて面白いです。そして、マリアンジェラとレオナルドの関係は好きです。その存在があるだけで、強くなれるというのは、いい。2014/06/18

幸音

8
聖王クレメンスの罠により、レオナルドが破門を言い渡された終盤が面白かった。ラテラノの民を前にして放った言葉が印象的。兄・アルフォンソや父の自分勝手さは最低だけどいっそ清々しい。クレメンスが2人の母ヴィアンカの死の真相を知ったことよりも、幼い頃のアルフォンソもまたマリアンジェラと同じ境遇だったことに驚いた。レオナルドが注文していたマリアンジェラの肖像画が、前巻で言われていたように彼に送られたのでにやり。ただ、夫婦が慕い合う心の描写が政争のそれより少ないから、物足りない感じが否めない。白い結婚の後を読みたい。2015/06/10

punto

6
二巻目。一巻ではもう少し兄に状況酌量の余地があるなと思って同情的に読んでいたのですが、今回は結構救いようがないほどの自己中っぷりがさらに際立つ感じで、さすがに弁護できなかった(汗)。この作家さんらしく、国の動くお話で、その辺は好みでした。2019/12/06

のんたん

6
ヒロインの実父の聖王と兄が酷〜いという巻。ヒーローが二人に仕掛けられた罠を実力で切り抜けるところ、幼い妻を力強く支えるところがサイコーだった(≧∇≦)2015/02/19

平子

4
親世代がドロドロし過ぎてて、主人公カップルたちより気になるw もうそろそろマリアンジェラをレオナルドと幸せにしてあげて欲しい、今回明らかにゴタゴタに夫婦が巻き込まれてただけだしね・・・(笑)2014/04/04

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