内容説明
少女を殺し、高難度の≪迷宮≫を突破したことで「英雄チーム」と呼ばれるようになった真之介たちの元に、新たな迷宮病少女出現の報が届く！ だが、発症したのは真之介もよく知る「あの少女」で……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
47
朝日桃花を殺して迷宮から生還し「英雄チーム」と呼ばれる存在になっていた真之介たち。しかし今度は仲間内で迷宮病が発生してしまう第二弾。白や群青たちから仲間として扱われることに戸惑いを感じていた真之介でしたが、何だかんだ言いながら仲間であることを認めつつあったからこそ、今回の発症は簡単には割り切れないシビアな判断を迫られる状況で、可能性があったからこそ何とか活路を見出すべく奮闘する中での裏切りがまた切なかったですね。。。間に合わなかった絶望的な状況で真之介たちがどうなったのか、続きが気になる終わり方でした。 2014/12/17
まりも
40
真之介が変化していく過程とテンポの良い展開が重なって非常に面白かった。特に後半の迷宮攻略と心理描写は一切無駄が無く一気に引き込まれますね。たった１冊の中でよくこれだけ詰めこんだなと感心する。１巻では真之介の事をそんなに好きになれなかったけど今回すごく好きになれました。それにしても２巻目にしてこの展開とはなかなかな鬼畜具合群青は救われるのか非常に気になる。2014/03/22
スズ
34
英雄チームとして一躍有名になった真之介達だが、真之介は群青に手柄を譲り己の実力を隠し続けていた。自分を庇って負傷した彼を気にかけながらも世界と人々を救い続けてみせると叫ぶ彼女を冷たく突き放した真之介だが、突如町と人々を飲み込み魔塔が顕現する。それは迷宮病を発病した群青で…。群青救出を掲げる英雄チームと、群青殺害に動く勇者チームのタイムアタック攻略がシリアス感満載で、魔獣を斬り殺しながら無謀なショートカットを試みながらも前へ進み続ける姿にハラハラ。まさかの裏切者に仰天しながらも、群青の運命の行方が楽しみです2019/08/25
_mogura19
34
最後に持ってきて、最初からずっとあった爆弾が爆発した！という感じだけど。残念、鏡ワールドだから想定内でした！！！ チームの主力が崩壊・裏切りetcそんなこんなを乗り越えてこその鏡ワールド！！ 聖剣スイッチを英雄チームに明かしたわけだけど、この後、どんな苦難が待ち構えているのか・・・？！ 気になる！キリかわいい！2014/03/29
アウル
31
2巻も面白い。テンポが良かったのでさくさくと読めた。前巻よりも真之介の心情が変化がみられる中いい所で次巻へ続くとは。真之介たちは永久迷宮化した群青を救う事が出来るのか次巻が非常に楽しみ。2014/03/26
