ハヤカワ文庫SF<br> 道を視る少年(上)

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ハヤカワ文庫SF
道を視る少年(上)

  • ISBN:9784150119454

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内容説明

『エンダーのゲーム』の著者が放つ異世界冒険SFの金字塔
彗星の月衝突により滅亡の危機に瀕した地球は、生き残りをかけ二隻の恒星間移民船を建造した。一隻は光速の一割の速度で進む通常航法船。もう一隻は実験的なジャンプ航法船。時空ジャンプが成功すれば、九十光年を飛び超え、いっきに目的地の地球型惑星に到着するはずだったが……人類が植民したガーデン星を舞台に、人や動物の移動した軌跡(パス)が見える特殊能力をもつ少年リグの波瀾万丈の活躍を描く、傑作異世界冒険SF! /掲出の書影は底本のものです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シマ

14
リグくん、アンボくん、ローフのかけあいが面白い!本人もきちんと理解してない超能力について、あーでもないこーでもないと相談するのが微笑ましいです。しかし内容はしっかりSFしてるので読み応えあります。二つの物語がどう繋がるのかはまだわかりませんが、共通項は見えてきたかな?消耗体がいいキャラしてるので続きが楽しみです。2015/08/14

shiman

14
少年なのに全てを知り尽くした様な主人公のモノローグがこれでもか!と書き込まれてて、久々のカードセンセイの健在ぶりがなんだか微笑ましいというか、ねちっこさが鬱陶しいというか(笑)アンボの時間操作と、パラレルとダブルで攻められて、今回はその辺りを理解しようとする努力を放棄・・・素数好きのため「19」にドキドキしてます。2014/08/30

けいちゃっぷ

12
各章のイントロで語られる、虚空を突き進む宇宙船。 本文で語られる、中世の頃と思しき世界。 イーガンほどは捻ってないだろうから、この二つがどう結びつくかは想像がつく。 本文での少年の活躍がメインで、父を亡くし遠方に住んでいる母と姉に会いに旅に出るところが結構面白い。 謎めいた能力もあったりして一本調子になってない。 父は色々な状況を考えて少年に教育をしたのだろう。 下巻も期待できそう。 400ページ 2015/10/13

ryuetto

12
もうね。主人公のリグがかわいいし、かっこいいのよ~。父親に教わったという処世術を駆使し、大人相手に対等に渡り合う。頭がよくて、特殊能力も持ってて、その才能を最大限に使いながら、旅を続けていく。 カードの作品と言えば、エンダーにしろ、ビーンにしろ、アンセットにしろ、天才少年が主人公のことが多く、いつも魅力的だったが、今回の主人公も外れなしです。 物語の中で語られる処世術は、読者の自分にも参考になるし、いろいろ頷けるところも多かったです。それが自分的には一番メリットだったかな、と思いました。2015/04/07

Xiebet

9
さすが!面白い!!エンダー的な匂いを感じるけれども、やっぱり面白い◎下巻に期待!2014/12/13

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