内容説明
「おう、我が息子よ、久しぶりだなぁ!」
今日も借金返済に励む狗朗とみぎりの元に借金の原因を作った追儺獅郎が帰ってきた。これまでの恨みをぶつける狗朗に対し、獅郎はある人物からの依頼を持ってきたという。渡された手紙を開くと封印されていた術が発動し、二人はなんと過去の世界に飛ばされてしまう。20年前の東京で困惑する彼らの前に現れたのは、死んだはずの狗朗の母親、神堂杏花だった。杏花が持っていたトランクには狗朗とみぎりを過去へと飛ばした術と同じ封印が施されていたのだった。
借金返済コメディ、今度は過去からの依頼に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
八岐
6
そうか、まさに運命によって結ばれた二人だったんだなあ。それも、結ばれる事が約束された関係じゃなくて、狂うほどに待って耐えて魂まで歪ませた末にようやく手繰り寄せた運命。しかし、同時に過去に縛られない、今を生きる彼と彼女が二人で育んだ絆でも在る。縁と縁が繋がって、結ばれていくなんて素敵なラブストーリー。2014/03/05
紅羽
4
素敵な余韻の残る最終巻でした。まさに運命の二人だったんですね。途中何度か涙ぐんでしまいました。でもいつの間にか借金云々は棚上げのような感じで終わってしまいましたね。お気に入りの作品だったので、これで終わりだと思うと寂しいです。2014/07/13
F.key
3
完結っぽい?借金完済までやってくれると思ったのに。それぞれの出自や過去が入り乱れてのタイムトラベル編。最後はそう繋げるかーと感服しました。やはりみぎりはヒロインだった。まぁ他のヒロインズが絡めない状況だったんですが(笑)、それ以上に説得力のある結びつきだったかなと。顛末を考えると壮大な時間をかけたラブストーリーだったんだなぁ。お疲れ様でした。2014/07/17
shinn♪
3
お、綺麗にまとまりましたね。なんかもう借金とかいろいろと置き去りになりましたけど良い話だったなと。しかし実に不器用なカップルだな、どのカップルも。主人公も最後はきっちり決めてくれました。もう少し長く読みたかったですが、まあダレるよりもきちんと締めてくれてよかったかもしれないですね2014/03/11
水無月冬弥
3
SOW 先生(@sow_LIBRA11)の #ラノベ 二人の縁を知るいいお話でした。いろいな秘密も明らかになって堂々完結!なわけですが、よく考えると、これまで狗朗は酷い目に会ってきたわけで…。そのことを考えるとどうなんだろう?ともにょってしまったりします。 2014/03/07
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