内容説明
「おめでとう、わたしの一生をかけて、オマエを使い尽くしてあげよう」
退魔の名門「神堂家」から破門され、かつて住んだ家に戻った追儺狗朗を待っていたのは幼馴染の九十九みぎりと100億円という莫大な借金だった。破門された身のため、退魔士として依頼を受けることができない狗朗だったが、みぎりの発案により「死者専門の何でも屋」を開業することに。しかし舞い込む依頼は死者のしょうもない心残りなど、どれもひとクセあるものばかり。更には神堂家からも後輩にあたる退魔士、葛が追いかけてきて!?退魔士の少年と暴君少女が始める借金返済コメディ、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
11
SOW先生(@sow_LIBRA11)の #ラノベ 王道ですが面白い。主人公が最強クラスなのにバトルで解決しないのが捻っていますね。ヒロインもツンだけどさりげなくデレが見え隠れするのがいいですね。葛もいい感じですが……完全に当馬ですねえ(可哀そうなものをみる目つきで)2013/05/07
ドル箱
10
SOW新作感想いこう。陰陽師のライトノベル版なのだが知識がまだまだまだまだ「幼い」もう少し陰陽を勉強しようなSOWよ。編集も起承転結も王道なのだが、まだキャラに「地」に着いていない。そして、一番不安になったのがキャラ設定の深み=今後にキャラ成長の見通しです。何かその場限りのお話になるような感じで先行きが不安となりました。物語的には普通のラノべで悪くないが、成長過程を考えると疑念を感じる。みすぷりみたいにモノガタリを破綻させないように願おう。さて、それは次巻を読めば解るでしょう。青汁オレ、みすぷりネタだな。2013/05/01
シュエパイ
10
生者からの依頼をとっちゃダメなら、死者からとればいいじゃない・・・!っと。漫画家二人の幽霊は、きっとあの世に行っても、仲良く喧嘩してそう(笑)名前を取り戻した姫巫女さまが、次巻以降、活躍するか楽しみです2013/04/27
アウル
9
退魔士とタイトルにあったのでバトルものかと思ったらお払いして成仏させるのがメインとは思わなかった。コメディがあまり笑えるのがなかったので次巻に期待したい。2013/04/26
ころん
7
退魔師の名門である神堂家を破門された狗朗は、途方に暮れ昔住んでいた家へと帰ってくるが、誰もいないはずの我が家には幼馴染であるみぎりの姿が。父親の借金100億円を返済するように言われ、狗朗はみぎり発案による死者専門の何でも屋を始める。みぎりが可愛い。みぎりが可愛い。(大事なことなのでry)すごく良い導入巻だなぁ、まさに王道展開でわかりやすい。次もきっとこんな感じで、みぎりと葛にふりまわされながらも楽しく何でも屋をやるんだろうなぁって素直に思える。楽しみ。2013/05/09