サンデーGXコミックス 五番街の白やぎさん（１）

著者名：結月さくら【著】

小学館（2014/05発売）

• ISBN：9784091573742

内容説明

ここは五番街。看板のないアンティーク店。
そこに住むのは、“白やぎさん”こと白山洋子。
「手紙が主食」という、一風変わった食生活を送る彼女のもとには、今日もいわくつきの手紙が舞い込んできて――？
さあ、届かなかった言の葉を味わいましょう。
想いが、冷めてしまう前に――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

手紙を食べる女性・白やぎさんが、その手紙の屈託に気付いて、解決にゆくハナシ。白やぎさんが直接話しにいく展開に、ちょっとひねりが足りないなあと思いましたが、おもしろかったです。出現する骨格のお魚が魅力的なのと、最後のエピソードで登場した「黒やぎさん」が好きな感じなので、二巻も楽しみ〜♪

2014/07/20

[どんぶり]

手紙を食べる白やぎさんと、助手的立ち位置の託くんが主人公。手紙を食べるとは、そのように模したものなどではなく、実際に手紙そのものを食べています。そしてその手紙に未練や不満があると、白やぎさんの喉に小骨が突き刺さってしまいます。その小骨を取り除くために、手紙から記憶を辿り、うまく解決していくのが本題のよう。それで一話完結なので、毎回小骨が刺さり→解決という流れで少々単調に感じたり。最後の話で黒やぎさんも登場。どうなるのか楽しみです。叔父さんと姪、着物の話がジーンとしました。

2014/03/12

[しましまこ]

表紙の女性、五番街の白やぎさん。不要になった手紙を食べる。小骨になって喉にささった問題を解決...はいいんだけど、グラタンスープにしたり、煮こごりにしたり、クレープにしても封筒に入った手紙だから、不味そうでヤダ！！話は結構好きなのに手紙が主食でくじけそう。

2017/05/03

[ちはや]

電子書籍無料本。これ、面白いわ。一話完結で進んでたのに最後の最後で次巻へ続く、ってのは何だ。続きが気になるなら買って読めってことかー（笑）まずレンタル探そう、うん。目つき悪いのがちょいちょい混ざってていいですよ。

2016/03/26

[大鳥かぐや]

表紙に惹かれて購入した一冊。ううむ、表紙のみならず全編にわたって綺麗な画風だなぁ。手紙を美味しそうに食べる白やぎさんの可愛らしいこと！ こうして見ると、手紙もなかなか良いものだなぁ……（自分で書いたことはほぼほぼ無いけど）。音子先輩の回での託の取り乱しっぷりを見るに、「待つ人間が〜」って辺りが白やぎさんと託との出会いに関わってそうだな。新キャラ、黒やぎさんが追跡してる途中で次巻へ。

2014/09/03