フラワーコミックスα どうせもう逃げられない（６）

著者名：一井かずみ【著】

小学館（2014/05発売）

• ISBN：9784091357991

内容説明

雇い主であるソロ・デザイン社長の向坂に、片想いを続けているなほ。
向坂が「兄の嫁に片想いをしていて、交通事故で死なせてしまった」という衝撃の過去を聞いて、ますます自分の思いは叶わないと思い知らされる。
しかも仕事の成り行き上、なほが同僚の余の「彼女」だという噂が立ってしまい、やむなくフリを続けることとなる。
そんな中、なほの想いを知った向坂は、「話をしよう」と持ちかける。きっと、「片想い」も許されなくなる―――そう覚悟して、向坂の元へ向かったなほだったが…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[蝶よ花You]

このタイトルの本領発揮というところでしょうか。どうせもう逃げられないくらいがんじ絡めに君が好き。逃げたくない・逃がしたくない。そんな想いがひしひしと伝わってきて、この恋愛が正しいのか正しくないのかなんてわからないけれど、報われて欲しくなる。愛「情」の前では、倫理や道徳なんて概念当人同士が良しとすれば度外視になっちゃうのでしょうね。「情」はとても強い意思の宿るものですから。この作品にこのタイトルを付けた時点で、読者は作者の手中に収まったも同然って事だわ。

2014/02/15

[花結び]

向坂さんの気持ちも分からなくはないけどほんとにずるい・・・でもそれでもなほちゃんは好きなんだろうな･ﾟﾟ･.(/□＼*).･ﾟﾟ･なんかもう幸せにしてあげてと声を大にして叫びたい！あとは島津がとりあえずダメな男過ぎてビックリします(｡´>д<)

2014/02/10

[みぃー]

付き合えないけど好き。なほちゃんもそれを了承済みで両想い。う～ん…なんだかな～。まぁ向坂さんの気持ちも分からなくはないし…。このじれじれ感も楽しいからいーか(笑)

2017/02/20

[たかはし]

再読。今のままを続けようなんて思ってなくてちゃんとなほちゃんに向き合った上で、それでも付き合うことは出来ないとハッキリと伝えるところが良い。身勝手と思われるのも仕方のない話だけど、なほちゃんを好きなこともまた事実で、ズルい話が付き合うことは出来ないけれど傍には居たい、待ってて、といつになるか分からない未来だけど希望はある。自分の都合で勝手なこと言うなって意見もよく分かるけど、なほちゃんはいくらでも待つのだろうし、それで納得してるのだから問題ないと思う。好きだ、その告白で全てが報われるもの。私はすっごい好き

2014/06/12

[cucky]

んむー、、 ちょっとだけもやもやするなぁ。 なほちゃんはいい子すぎるし、向坂さんは女々しい。 でもこの人の漫画はすき。

2014/03/03