光文社文庫<br> 淡雪の小舟 - 包丁浪人4

個数:1
紙書籍版価格
¥616
  • 電子書籍
  • Reader

光文社文庫
淡雪の小舟 - 包丁浪人4

  • 著者名:芦川淳一
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2014/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334767020
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

日本橋小舟町界隈では今日もどこかで騒ぎが持ち上がる! 故あって長屋暮しの素浪人・刀根新三郎(とねしんざぶろう)。料理上手の彼は町の人々に慕われ、様々な相談事にかかずらう。商家娘の恋に始まり、辻斬りの下手人探しまで……。そして想い人のおえんに縁談が!? 鱚(きす)の刺身、無花果(いちじく)の天麩羅、淡雪豆腐など季節を彩る美味と共に、人情と風情に満ちあふれた時代シリーズ第4弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪風のねこ@(=´ω`=)

81
会心の出来。兄上も母上も満足したろう。茂太郎も憎めないね。自分の舌に正直だからかな。嘘の下手な不器用な人物だが、余計に人間臭さが染み出ている様にも思う。峰打ちは苦手だといいつつ、前編では綺麗に峰を反していたしね。生まれが違っていたならなぁ。さて。良い食材でも料理人が刃を入れねば料理に変わらない。人の成長もその様なものかもしれない。千右衛門の言葉は新三郎の心に”刃を入れた”。つまり新三郎は、料理されてしまったって訳だ!(笑)おえんにどういう料理を作るつもりなのか。自分がボヤいていた通り甘過ぎないといいね。2016/07/28

真理そら

37
父の葬式にも行けないなんてかわいそう。兄や母とひっそり再会したり、おえんさんとのことも何とかしないといけないし…で、この続きは?2019/07/08

うずら

18
包丁浪人シリーズ第4弾。お人好しでお節介で知りたがり、剣の腕はあるが心優しい新三郎が、身近に起こった事件に首を突っ込みつつ料理を作ったりするシリーズです。今回は新三郎にとって心に堪えることが起こりますが、新三郎自身も一歩前に踏み出せたのではないでしょいか。じんわり、ホロリ、面白かったです。2014/04/24

ごへいもち

16
あまり引っかかることもなく気楽に読める、と思ったらこれで終わり…。ちょっと残念。ブログは更新中なのに作品は最近刊がないみたい。?2023/09/29

ううち

11
淡雪豆腐美味しそうでした。無花果の天ぷらはどうなのかと思うけど、ちょっと食べてみたい。控えめで面倒見がよく、子供にも慕われ、家族想いだし、剣もすごくてお料理上手。新三郎はものすごく理想のタイプ…!私も料理作ってもらいたいな〜。2014/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7967860
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数4件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす