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出版社内容情報
人間の行動メカニズム、つまりB=f(P、E)の理解することで、理にかなったヒューマンエラー対策が取れるようになります。医療現場のヒューマンエラーはゼロにはできないまでも、管理して減らすことができます。そのためには、まず人間の行動モデルをもとに、
B=f(P、E)
という式を知り、それによって人間の行動メカニズムを理解します。
また、ヒューマンエラー対策の11のガイドラインをもとに、自治医科大学医学部附属病院や東京女子医科大学病院などの実際の事例を中心に共通フォーマットにまとめ、ヒューマンエラーの整理の仕方、改善の進め方を紹介します。
巻頭インタビュー スタートは、人間の行動メカニズムを知ることから!
? ヒューマンエラー対策理論編
CHAPTER1 看護現場のヒューマンエラー事例
CHAPTER2 ヒューマンエラーとは
CHAPTER3 人間の情報処理プロセス
CHAPTER4 エラー対策の考え方
CHAPTER5 チームによる対策
? ヒューマンエラー対策実践編
CHAPTER6 エラー対策立案のプロセス
CHAPTER7 エラー対策事例集
CHAPTER8 宮崎歌津枝氏インタビュー
河野 龍太郎[カワノリュウタロウ]
著・文・その他
内容説明
医療事故調査制度の行動分析に役立つ。特定機能病院の管理者が知っておくべきヒューマンエラーの基礎知識。11段階のエラー対策発想手順に則った61の事例。エラー発生のメカニズムを解説。医療現場だけでなく産業界でも必須。
目次
巻頭インタビュー スタートは、人間の行動メカニズムを知ることから!―河野龍太郎(安全推進研究所)
ヒューマンエラー対策理論編(看護現場のヒューマンエラー事例;ヒューマンエラーとは;人間の情報処理プロセス;エラー対策の考え方;チームによる対策;エラーの分析と対策立案のプロセス)
ヒューマンエラー対策実践編(ヒューマンエラー対策事例集)
医療現場インタビュー 患者と看護師の「安心」「安全」を守るためにできること!―宮崎歌津枝(東京女子医科大学病院医療安全推進部看護師長)
著者等紹介
河野龍太郎[カワノリュウタロウ]
株式会社安全推進研究所代表取締役所長、学校法人東京女子医科大学理事長特別補佐(医療安全・危機管理担当)。防衛大学校(航空要員、電気工事)を卒業し、航空局東京航空交通管制部で12年間、航空管制官として勤務。その業務中に航空機を衝突コースに誘導するというエラーを経験し、エラー防止を目的に心理学を専攻。その後、東京電力(株)技術開発本部で原子力発電プラントのヒューマンファクターを研究。偶然、ある医療事故の関係者と出会い、医療が安全に関して極めて問題の多いことを認識(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。