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内容説明
かわばたすみれ。小学4年生。
同じクラスに転入してきた、ロシア人のソンチェフ君と
一緒にメダカを育てたり、梅干しを漬けたり。
一学期が終わったらお別れだけど、楽しい思い出いっぱい作りたいね。
世界の広さに思いをはせて、
これから出会うひとたちのことを想像して、
毎日がささやかで特別なすみれちゃんの学校生活です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
41
梅干しねぇ今だに漬けられないわ(*´з`)。失敗すると大変な目にあうと聞かされてきたからねぇ。そうなるとすみれちゃん達子供に完敗やわ。塩梅なんて言葉まで覚えるんやから。今回はロシアからの転校生が。漫画の世界も世間が広くなったものだ(^^♪。でもねぇすみれちゃんの一言は痛かった「思ったより24時間全部は悲しくなかった・・」子供にこんな思いはなるべくさせないでいて欲しいなぁ・・2018/06/08
JACK
15
☆ 4年生でしっかり者のすみれちゃんが友達やお母さんと過ごす日常を描く心温まるお話。今回はロシア人の転校生ソンチェフ君との交流が中心。子供には子供の悩みがあって、それぞれが結構切実。それにどう折り合いを付けるか。自分の子供時代を思い出させてくれます。2014/06/30
糸くず
7
日本語ペラペラなソンチェフ君のインパクトが強烈だが、山ちゃんともこりんもとてもいいキャラだと思う。特にもこりんが区民プールで中学生に罵倒されるシーンの残酷さは衝撃的だ。そして、知らない人が私を傷つける言葉を放つ可能性に気づくすみれ。もこりんの「デブとか悪口言われても、10回に1回は傷つかない強い自分」という言葉が素晴らしい。毎回苦しみを我慢する必要はない。「10回に1回」でいいのだ。この作者のきれいごとではない優しさと厳しさにはいつも驚かされる。2014/02/07
びすけっと
7
日本語に堪能な海外からの友だちソンチェフくんが転入。彼のおかげで身近なものや町を再発見。それと思いは世界にも広がっていきました。 菫の大人びた発言が少なめだったこの4巻、この作品が長続きする予感。 よかよか(^_^) 私がいいなあと思う作品、長続きしないこと多いので。2014/02/04
いっぽし
6
ロシアからの転校生ソンチェフ君、梅干し作りの名人山ちゃんなど魅力的なキャラクターがたくさん出てきて楽しかったです。「これからどうなっちゃうのか思いつくだけの悲しい出来事を全部想像してみたら、そしたら思ったより悪くなかった」「思ったよりね、24時間全部は悲しくなかったぁー」というすみれちゃんの台詞に今の自分を励ましてもらえたような気持ちになりました。普段は頭の中で考えていることを多く描いていますが、ここぞという時にモノローグが減るのが上手いなぁと思います。ほんと素敵な作品だなぁ。2014/03/23