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内容説明
かわばたすみれ。小学4年生。
入院した時仲良くなった、隣のベッドの女の子や看護師さん。
スーパーで出会った同じアパートの住人・宇治原さん。
みんみと一緒にがんばった運動会。お母さんと一緒に観た金環日食。
いろんな人に会って、いろんな経験をして、
いろいろ考えたすみれちゃんです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
48
長い事入院している子供の気持ちって切ないね、その点すみれちゃんは短期で良かった。家庭教師のお兄さんとも上手くやっているようだし安心。家庭にはそれぞれの問題もあろうが・・なるべく平凡な家庭環境で子供が育てられるように大人が配慮すべきであろうが・・子供に気遣ってもらうのもなぁ2018/06/06
ぽいずんべりぃ
21
親はね!心配なの!子供がどこにいるかわからないのが一番心配なの!というセリフを読んで、昔、連絡しないで遅くまで遊んでて親に怒られたとこがあったなぁ…そうか心配してくれてたんだなぁと思ったら泣きそうになった。2014/02/01
いっちゃんず
19
またうっかり電車の中で読んで泣く(なぜまた?)。主人公の小学4年生のすみれちゃんが、一生懸命小説を書こうとしたり、友達を励まそうとしたり、具合の悪い人を助けようとしたり、そしてそれらがうまくいかなくても、めげなかったり、周囲の大人や友達が助けてくれたり。そういった前向きさ、やさしさを、上手に読者に伝えてくれる。プラスの感情を読者にうまく伝えることは、とても難しいことだと思う。それゆえに、松島直子さんの新しい作品を読むことができる機会を願う。2015/01/23
anne@灯れ松明の火
12
(古書購入)お母さんとすみれちゃんがお互いのことを大切に思っているのがすごく伝わってくる。いい母子だ♪ 小学生にも、いろいろな事情があって、それぞれ小さな胸を痛めながらも頑張っている。みんな、幸せになってほしい。2015/03/27
シガー&シュガー
11
なっ…なんで2巻しか買ってないんだよ~夫~!!…と怒ってしまうほどすみれちゃんが好き…!子供を持った今だから、すみれちゃんを親の視点から見ていじらしく思ってしまうけれど、私の中に残っている子供のワタシも、すみれちゃんと友達になった気持ちでいます。色んなことを空想したり考えてしまうのは(両親の離婚という)悲しみを心にしまっているからだよね。悲しみを抱え込んでいる子供の出すSOS(すみれちゃんはSOSだとは限らないけど)は色々な形を取ることを実感させられるような気もしました。涙がじんわりにじむ読後です。2016/05/29