角川コミックス・エース 黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治(4)

著者名：山崎峰水/大塚英志

KADOKAWA（2014/02発売）

• ISBN：9784041209844
• NDC分類：726.1

内容説明

松岡と田山は、耳を切られて銃殺された陸軍諜報部の軍人殺害事件を追って、信州のとある村に。村では更なる事件が起きて…（ヤングエース出張掲載「耳塚」）他、怪奇事件続々！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

事件を追っているうちに、怪異に出会ってしまう松岡せんせい。「八面大王」も、実物にあってしまったら正気を失うレベルだと思うのですが、正気のままでいるのはもちろん、特別に怪異のほうに入り込むでもなく、ただ在るものを在るまま観察する様子が、「遠野物語」の客観視につながるのかなあと思いました。不気味なコビトが目撃される後半も、貞奴やコナン・ドイルが出てきておもしろかったです。物語に出てくるコビトって、いくつかの正体が推理できて、ちょっとわくわくします。今回は、アレ。目が縦になってんのがゾクゾク不気味です。

2017/04/16

[眠る山猫屋]

最終巻になるのかな？なかなかのグランドフィナーレでした。耳たぶの話、小さき者の声共に良くできた物語。松岡國男の義姉やコナン・ドイルについてもっと掘り下げることも出来たでしょうが、読者の想像力を試す絶妙な距離感と解釈します。ドイルに負けず劣らず井上兄さんもカッコ良い。でも八面大王最強。

2016/11/15

[うえはる]

ドイルさんと井上さんに、笹山さんたちと一緒につっこまずにはいられない！

2014/01/26

[きくち]

松岡さんのおっしゃる「そこいらの探偵」って確実に某K極堂のことですよねwww松岡兄の登場で、主人公交代のピンチか(笑)。兄ちゃんやりすぎやで。笹山さんも相変わらず手広い。それなんてAKB…。後半ただのバトル漫画になりかかってましたが、バリツvs柔道すごかったです(笑)。いつものことだがちょいちょいはいる松岡さんの渾身のドヤ顔うぜぇ(褒め言葉)。あいかわらず美知代ちゃんと田山せんせは癒し。

2014/01/26

[コリエル]

最近じゃ時事ネタを引き写すだけの本編よりこっちのほうが面白いかも。最後に遠野物語が完成したようだけど、そろそろこの連載も佳境ってことかな。

2014/03/03