ファミ通文庫<br> 機関鬼神アカツキ1

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ファミ通文庫
機関鬼神アカツキ1

  • ISBN:9784047292925
  • NDC分類:913.6

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内容説明

天下は豊聡より徳河に移り、太平の世となって久しい。数多の戦を駆けた巨大なる機関甲冑たちが武勇を馳せる場はもうない。しかし、そんな流れに抗うように少年暁月は、黒い機関甲冑〈紅月〉を操り仇敵を追っていた。一方、幕府の軍神こと天部衆の朽葉詩織は、神隠しが頻発する安芸の国へ調査に赴いていた。そして彼らが出会った謎の少女沙霧――その宿縁が繋がるとき、この国に巣食う闇が動きだす! 鋼の機関と導術が織り成すハイブリッド戦国記、第1巻登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

31
和風ファンタジー+巨大ロボットというヨダレが出そうな好みのネタな上がっちりよく書けている。歴史時代小説風の文体が決まってるしロボットバトル描写が剣豪小説みたいな書きようなのも実に良い。設定が凝りまくっているのにストーリーが停滞しないなど巧みですな。キャラも続々出てきてノリかけたところで終わってしまうのが残念。おそらく本題に入るのはまだまだ先だろうけれども序章としてのツカミは見事なんじゃないでしょうか。続けばグイグイ面白くなっていくと思うのでぜひとも長くやっていただきたい。打ち切りはやめてくれえ。2013/12/31

まるぼろ

20
「豊聡」家が「徳河」家に討たれ戦国から太平の世へ移り20年余りが経ったの日本にて里と恋人(?)を九十九衆によって失いその復讐の為に生きる暁月が、やっと九十九衆の尻尾を掴んだと思ったら安芸の国で起こっている神隠しの事件に巻き込まれて・・・と言う話です。読み始めた当初は世界動静や主人公の行動のきっかけ等がチャイカと似ている様に感じましたが、こちらの方がチャイカよりずっとシリアスで重い話です。ですが思いっきり落ち込むような話にはなってないし、テンポよく展開が続くので面白く読みやすいです。次巻も期待しています。2014/04/26

まりも

20
架空の戦国時代機関甲冑で自分の故郷と大切な人を殺した九十九衆に復讐する。これだけ流行りそうにない要素をぶっこんだ作品も珍しい。 しかし伏線を多く詰め込みながらもテンポよく進んでいくので読みやすいし面白いのは流石は榊作品なだけありますね。1巻の段階でかなり風呂敷広げたなぁ。とりあえず上下巻構成という事で今回はすごく良い所で終わったので次巻が楽しみだ。下巻だけじゃ伏線回収しきれないよねきっと2013/12/30

METHIE

17
黒榊一郎先生風味、物語が始まったばかりやね2014/04/27

メロリン@5月は再読強化キャンペーン!

17
和風甲冑ファンタジー黒榊verといった感じの今作ですが、いやー清々しいほど榊ワールド全開の作品ですね。時代の波に囚われず我が道をひたすら進んでいる感じがとてもいいと思います。巻末の用語・設定資料集はありがたいですね。陸だけではなく水陸両用なところも作品に幅が出ていいですね。しかし、黒、白、灰色と出てきて色こそ違えどチャイカを思い浮かべてしまいました。そう思っちゃうと天部衆がジレット隊にみえてくるもんだから不思議なものですwwwあとはこの広げた風呂敷をどうやって畳んで行くか楽しみに次巻を待ちたいと思います。2013/12/30

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