オーバーラップ文庫<br> きんいろカルテット! 1

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オーバーラップ文庫
きんいろカルテット! 1

  • ISBN:9784906866526

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内容説明

「このみんなでずっと吹きたかったんです。私、目標があるんです」
ユーフォニアムという楽器の演奏者である摩周英司(ましゅうえいじ)は、恩師の紹介で中学生の少女たち4人の楽器コーチをすることになる。清楚で真面目な菜珠沙(なずさ)、元気な性格の貴ノ恵(きのえ)、しっかりものの美夏(みか)、上品でおとなしい涼葉(すずは)。「ブリティッシュ・カルテット」と呼ばれる日本の吹奏楽では馴染みのない楽器を演奏する少女たちに英司は感動し、彼女たちが最高の四重奏(カルテット)を奏でられるように奔走する。
心に響く青春音楽ストーリー、演奏開始!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

63
音大の摩周英司は恩師の下村先生の頼みで中学である理由から吹奏楽部から外された女子の面倒を見るよう頼まれる。彼女達はユーフォニアム,コルネット,テナーホーンのブリティッシュカルテットで彼女達の演奏を聴いた英司はその演奏に可能性と自分の夢を見て…。年下女子学生の部活動の面倒を見る設定としてロウきゅーぶに若干似てるかなw?女子中学生達の青春音楽ストーリーということでとにかく皆真っ直ぐだし熱心だし輝いてるねw清楚で真面目な菜珠沙を始め、元気印の貴ノ恵,しっかりもの関西弁の美夏,上品で大人しい涼葉の四人組は本当→2014/08/15

よっち

62
共に世界を目指そうと誓ったライバルが亡くなった喪失感で、入った音大でも浮いていた英司が、恩師に頼まれた中学生のブリティッシュ・カルテットに荒削りな魅力を感じて、情熱を徐々に取り戻していくお話ですね。テーマとしてはよくあるベタな構図ですが、著者の音楽が好きなんだなあ感が登場人物にも投影され、いきいきと情熱的に音楽に取り組む姿がうまく表現されていたと感じました。作中登場したカルテット同様、若干荒削りな部分もありましたが、それ以上に情熱とポテンシャルが感じられて、また続きを読みたいと思った作品でした。2013/12/29

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

55
【★★★★☆】ユーフォニアム奏者の英司と、中学生にして日本ではマイナーなブリティッシュ・カルテットという編成を組む四人の少女が奏でる青春ストーリー。 いわゆる「バカにしたやつらを見返してやろう!」的な作品で、排他的な無理解や陰湿な妨害を乗り越え経験と結束を深め、終盤の本番シーンに集約されたカタルシスはまさに音楽ものの王道! 著者の音楽への主張が前面に出過ぎとか、キャラがやたら鼻につく主人公含めだいたいハイスペックすぎて困難を乗越えた感が薄いかなと思う部分も。2巻確保は出来てませんが機会があれば読みます。2014/08/28

謡遥

55
ライトノベルでここまで主人公の評価が高い奴ってあまりいない。というかイケメン過ぎてすがすがしかった!これくらいの方が見ている分には気持ちいいな。どこの篭球部でしょうか(笑)みたいな人と状況。けど面白かった。熱意を感じましたよ。あとがきには笑いましたが。けどなんとなくドロドロ展開もできなくはなさそうで怖い、この作者の作風でそれができるかはわからないけど。音楽でつながってしまったせいでバラバラになった電撃文庫のある音楽もののせいでね……おっと誰か来たようだ。お暇させていただこう!2013/12/27

リプトン

48
音楽知識は全然ないのですが楽しく読んでいけました。音楽ものとしてもプロの奏者が書いているだけあってもちろん楽しめますが、女子中学生たちによる青春劇としても楽しめました。キャラは位置的に某作品を思い出しますが、音楽に対する情熱、難しさや楽しさ含めての魅力、そして感動が伝わってきて文句なしに面白かったです。荒削りな部分もありつつも文章は読みやすく、ラノベらしさも取り入れててよかった。キャラのインパクトはなくても女の子達の一生懸命な様子や可愛さは表現できていて彼女達の成長を応援したくなるような作品でした。2014/01/10

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