父の戒名をつけてみました

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

父の戒名をつけてみました

  • 著者名:朝山実【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 中央公論新社(2014/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120045639

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

父の死の連絡がきた「その日」から1年半の、実体験ルポ。生前の父との約束があり、喪主である著者は、ベストセラーとなった島田裕巳著『戒名は、自分で決める』を参考に、父の戒名を自作した。ところが、旦那寺の僧侶に「自分で戒名をつけてみたのですが……」と言いかけた途端、「人のビジネスに手を出すな」と恫喝され、さらには、「墓に入れない」と怒鳴られる。葬儀社の応援もあり、別の僧侶に頼んでなんとか葬式を執り行うが、今度は約2億円(?)の遺産をめぐって「争族」が勃発。4人のきょうだいは二派に割れる。前半は、著者の体験ドキュメント。後半は、体験から派生して、ノンフィクションライターである著者の「取材」へと進んでいく。戒名とは、そして、人の死を弔うとは、どういうことなのか? また、揉めに揉めた「争族」は、相続税納付ぎりぎりの10ヵ月後に決着をみたが、どうすればもう少しスムーズに解決できたのか? 自分なりの答えを探すべく、さまざまな参考文献を読み、僧侶や葬儀社の関係者、弁護士や司法書士に話を聞いていく。突然降りかかる家族の死。「その日」に慌てないために、読んでおきたい一冊。

目次

1日目 住職から恫喝を受けました
2日目 戒名料は「お気持ちで」
3日目 「わたし、見ちゃったんです」
3週間後 檀家はやめるの、やめないの?
5週間後 ハラコセキの哀愁
7週間後 請求二億円!?「争族」の始まり
4ヵ月半後 前倒しの初盆
6ヵ月後 お坊さんの派遣会社をクビになったひとと会う
6ヵ月半後 お坊さんの個室に潜入してみた
8ヵ月後 お布施は大根一本でもOK?
1年後 税理士さんに聞く―三千万から五千万以下がもめる!?
1年3ヵ月後 体験者に聞く―戒名なしでも葬儀は行える
1年半後 橋爪大三郎さんに聞く―戒名はバレンタインチョコ

最近チェックした商品