超訳 努力論

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader

超訳 努力論

  • ISBN:9784799314210

ファイル: /

内容説明

『五重塔』「風流仏』といった小説で有名な、明治・大正・昭和を生きた大文豪・幸田露伴だが、
明治末に書いた人生論である『努力論』は当時から現在まで、多くの人に愛読されてきた。
本書は、自らも数え切れないほど読み返し励まされてきたという編訳者が、
『努力論』の最も重要な箇所を選び出し、現代では馴染みが薄くなった言葉や表現を思い切って超訳、
読みやすくわかりやすい形でお届けする。

目次

第1部 努力論(努力で運命を切り開く 幸福を引き寄せる 目標に向かって進む 無理のない生き方をする 自分の「気」をコントロールする)
第2部 修省論(高級な感情を育てる シンプルな生活を送る 自分と人の能力を伸ばす 事業を発展させる 人間関係を築く)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

43
046-23.超訳なので、どこまで原書に近いかは定かではないですが、自分や社会の成長のためにするのが努力かとばかり思っていましたが、周りに毒を撒き散らさないことも努力なのだという見識を得られました。ライバルと切磋琢磨するのは一向に構わないのだけれど、その際に起こる妬みや嫉みなどの低級な感情が自分や世の中の成長の弊害になっている可能性は大いにありますね。2023/03/30

パスティル

22
努力論と修省論の二部構成。努力と聞くと固いイメージだが、運命を切り開くこと、幸福を引き寄せること、目標に向かって進むこと、無理のない生き方をすること、自分の気をコントロールすること。と読んでいくうちに自分の体にストンと落ちる感じがしました。修省論もなかなかです。高級な感情、シンプルな生活、自分と人の能力を伸ばす、事業発展と人間関係を築くこと。普段から意識をしたい内容が満載でした。2014/11/03

大先生

13
こんなに努力が好きな人がいるとは…。人生の唯一の味方は努力。努力こそ人生!みたいなことまで言っています。他方で、四季と調和した無理のない生き方をしろと言ってみたり(笑)。他にも「福」は惜しめ、分けろ、植えろという話もあります。超訳で読みやすい本ですが、そこそこボリュームがある本でした。2021/10/02

らびぞう

8
「努力」には、2つの努力がある。1つは直接的努力、もう一つは間接的努力。直接的努力というのは、さしあたっての当面の努力で、目の前のことに全力を尽くしこと。間接的努力というのは、将来に向けて準備を行う努力。その二つの努力が必要。また、悲観という言葉は、いい印象がなかったが、実は、人間が他の動物よりも優秀であることを示す、高貴な感情であると、教えてくれる。また、説教くさくなく、すんなりと言葉が身体に入る。ステキな本。ココロ穏やかになれる。2019/02/13

かいてぃ〜

8
超訳だけあって、非常に読みやすい本でした。まず、目次を読むだけでも心が揺さぶられる。『「努力してしている」と思っているうちはまだダメだ』とか、『努力とは情熱を燃やし続けこと』、『するべきことをし、思うべきことを思う』等、目次だけでも何回も読み返したくなった。そして、読書体験を経て自分なりに思う事が幾つか生まれ、この本文にビタッと書かれていた事に驚き、また進もうとしている道に間違いは無さそうだという自信ももらえた。2016/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7774768
  • ご注意事項

最近チェックした商品