一迅社文庫アイリス<br> 壊滅騎士団と捕らわれの乙女

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一迅社文庫アイリス
壊滅騎士団と捕らわれの乙女

  • ISBN:9784758045056

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内容説明

田舎貴族の娘フィーリアは、姉を捜しに王都へ来た途端に牢屋へ!? その窮地を救ってくれたのは、黒十字騎士団の団長で幼馴染みのヴィンセント王子だった。意地悪な彼に助けられても嬉しくないと思っていたけれど、姉捜しを手伝ってくれるヴィンセントを見直すことに。ところがある日、彼の異常な本性を知ってしまい――。私が誘拐されたからって、犯人全員始末してやるってどういうこと!? 一途すぎる王子の大迷惑な溺愛ラブコメディ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

74
やる事がめちゃくちゃで容赦しない腹黒王子(笑)好きな子に対しても小学生レベルのいたずらに、本当は心配しているのに素直になれなくてつい毒舌に。従者のクロッシアは、主人のフィーリアをほったらかしで大好きな建築物ばかり見ていると思ったら、王都の地理の頭に叩き込んでたんだね。誘拐された時にちょっと役に立ったかな。最初から最後まで面白かったけど、中でも一番笑ってしまったのは、フィーリアが冗談のつもりで言った「女神のパンツ」 2019/03/31

ダージリン

27
笑えます~ヴィンセント最高(笑)。ヒロインに惚れている(らしい)のに、憎まれ口ばかり、でも行動はヒロインのためならどんな破壊でもしてしまう、仕事は有能。ヒロインと従者も面白いです。ぜひ、続きを読みたいですね!2013/11/21

フキノトウ

26
ヴィンセントの素直になれないけど、分かりやすい恋心が読んでいて面白かった^^フィーリアの従者なのに、フィーリアをほっといて趣味に没頭するクロッシアもいいキャラでした。そして、苦労性な騎士(ヴィンセントの部下)ロクさんにも笑いました。2014/03/30

たべもも

25
★★★★☆。Cielさんのイラストを漁ってたら面白そうだっので久々の非BL小説。ヒロインがヒーローを受け入れてないし、ヒーローは極度のツンデレ王子なので二人の間にラブい展開は無いに等しい。周りの人達のお膳立てで甘さを補完。それよりもヒロインとヒロインの従者の会話がめっちゃ面白い。主人を置いてどっか行っちゃうし、主人の話を聞かない従者の勝手三昧ばかり気になってしまった。Cielさんの描くヒーロー・ヴィンセントが超ステキ。うっとり♪2015/05/03

さや

21
★★★★☆『溺愛』と謳ってるだけあって、間違いなくフィーリアは愛されていた。その相手は「好きな子ほど苛めちゃう☆」な小学生男子が、権力と腹黒さを兼ね備えて成長したような幼馴染み。フィーリアを傷付ける事は勿論、口説くのも親しくなるのも許さないと言わんばかりの束縛は恐ろしいところ。とても好きな設定だったけど、話の区切りや場面転換が多く、呆気ない印象も受けるのが残念。危機感や臨場感等もっと欲しかった気がする。『溺愛』と聞くと某カゼルラ王国の変態王子が浮かんでくるが、彼とは全く違うタイプの愛情表現の持ち主だった。2015/04/17

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