フラワーコミックス 花食う乙女

著者名：絹田村子【著】

小学館（2014/04発売）

• ISBN：9784091355775

内容説明

宗教系コメディー「読経しちゃうぞ！」「さんすくみ」が大ヒットの絹田村子の新刊は、ネイチャー系新感覚コメディー！
主人公は、満腹時のみ百発百中の占い師・谷口遠子。空腹のあまり野草を採取して食べたことがきっかけで大学薬学部附属の薬用植物園に住み込みバイトとなるが、園内の希少植物がらみのトラブルに見舞われたり、天敵の研究者・宇佐見に日夜からかわれたりと、苦労続き・・・。
個性的なキャラクターたち、植物の意外なうんちく、謎解き要素など、盛りだくさんの1冊！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

レンタル。山菜探してたら植物園で野草を食べて死にかけるなんて展開にびっくり。野草多めの食事をとる遠子と宇佐見先生とのやりとりが面白かった。

2013/12/20

[みやび]

友人からの借り物。見たことある作者さんだなぁと思ったら、さんすくみの作者さんなのね。個性的な世界観で面白かった。動物のお医者さんみたいな感じ。こちらは植物の方だけど。占い師だけど、空腹では全く当たらない遠子。だから、常にお金がなくて、雑草を食べて生活してる。ある時、雑草を追いかけて食べまくっていると、そこは植物園で実験用に使う猛毒の植物だった。そこで出会ったドＳの宇佐美先生。この人の他は、みんないい人だったからよかったよ。学生達もいい子だしね。ほとんどコメディだけど、ラストだけはちょっとしんみりした。

2014/04/09

[まりもんママンﾟ+.*ʚ♡ɞ*.+ﾟ]

【さんすくみ】の絹田村子さんの作品。題名が気になったので購入してみた。面白かった....面白かったんだけど、この主人公・谷口遠子は早合点、早とちり、そしてお騒がせ娘で少々読んでて疲れた(o´Д`)=з ドタバタし過ぎかな。26歳でこんなキャラは辛い(^_^;) 反対にS体質ｗな准教授・宇佐美が際立っていた。私は【さんすくみ】の方が好きだな。

2013/11/14

[かどま・うみひさ]

これこそラブ（？）コメだと思う作品でした。テンポの良さ、キャラの個性、豊富な知識、すべてにおいて大満足です。満腹になると百発百中の占い師遠子は常に貧乏で空腹のため、生計を立てられず植物を食い漁り命をつないでいました。そんなある日、植物園で食べてはいけないものを食べて死にかけます。そんな彼女の命を掬ったのはドＳな男、宇佐美でした。彼や、彼の周りの人も巻きこむドタバタコメディです。笑い有、はらはら有、やっぱり笑いあり、ちょっとドキドキ有（ただし、恋愛系のドキドキではありません）です。あっという間に読めました。

2013/12/15

[ネロ]

さんすくみの絹田さんの新作です。ネイチャー系植物コメディーという帯に読まずにはおれませんでした。なかなか珍しいテーマですよね！？かなり期待してしまったのがいけなかったのか内容は．．なんかやっぱりパンチがないんですよね、絹田さん。キャラクターが弱いのかな？肝心の植物についても中途半端なアプローチ．．主人公の能力ももうちょっと生かしてあげてほしかったです。しかも完結！？もう少し読んでみたかったなぁ．．

2013/11/28