内容説明
彼女たちはなぜネットで愛国的発言をし、、靖国で日の丸を振るのか―。「右翼といえば男」のイメージを覆し、OL、学生、主婦など、20~30代のごく普通の女性たちの間で「愛国女子」が急増中。気鋭のジャーナリストが、保守化、右傾化する若い日本人女性の実態と心理にせまった入魂のルポ!
目次
第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が愛国に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の「愛国」を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
18
愛国女子になったきっかけが、学校で受けた平和教育のトラウマ脱却だという話には驚いた。トラウマになるほど彼女たちを怯えさせる教育をした教師は許せない。だから彼女たちが日本人としての自尊心を取り戻すために愛国活動に励む姿に私は共感する。ただ、愛国女子たちに伝えたいことがある。それは今年の新年に天皇陛下が語られた「(戦後70年の)この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくこが,今,極めて大切なこと」というお言葉だ。オジサンもしっかり歴史を勉強するからね。2015/01/21
やじ
18
どんなきっかけで若い女性が愛国に目覚めたのか、とても興味深かった。「愛国」と聞くと、ひいてしまったり、変な目で見られてしまう日本の異常さ。米国ではプロ野球の試合前に国歌が流れます。なぜ日本を愛する事はダメなのでしょう。自分が受けてきた教育から、私は日本を嫌悪してきましたが今は違います。震災においても、世界に称賛された国民性を私達は持っています。誇れる歴史を本当は持っているのです。若い世代の方にこそ、メディアや教育に騙されず真実を知ってほしい。愛情の反対言葉は、無関心。どうか関心を持ってください。2014/03/16
phmchb
11
女子によるさまざまな愛国活動の紹介本。男ですが俺も頑張ります(^_^)/2014/05/22
TheWho
11
若者が右翼化していると言われる昨今、その中で増えてきた女性(女子)の状況を女性ジャナーナリストが紐解く一冊。国を愛する「愛国」と言及だけで右翼とレッテルを貼られる異常な環境に疑問を呈した様々な女性のルポルタージュであった。毎年終戦記念日に相方と靖国神社に参拝するが、近ごろ若い女性が多いと感じていた。徐々に普通の国になっている様にも思える。女子の目からみた日本の現状を改めて感じる興味深い一冊です。2014/01/11
モンドノスケ
11
愛国心を持つ女子という著者らしい視点から日本について語ったものであると思う。これだけ、日本女子ががんばって活動している事を知って、彼女たちを誇りに思う。2013/12/05
-
- 電子書籍
- まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわ…
-
- 電子書籍
- からかい上手の(元)高木さん(19) …
-
- 電子書籍
- 欲張りなお作法 イジワルな手ほどき【マ…
-
- 電子書籍
- 土偶ファミリー【新装版】1 Jコミック…
-
- 電子書籍
- アルバトロス・ビュー No.746