内容説明
早少女による文化祭での公開告白により、一連の騒動も収束。気分も一新して今後のことを考える一大が自宅に着くと、なぜか割烹着姿の真愛が待ち構えていた。当然、騒ぎはそれだけで収まるはずもなく、鷹奈、早少女が続々と八木本家に集結。事態はそのまま一大への告白大会&お泊り会へとなだれ込んで――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リプトン
12
真愛の問題を解決しつつの次の最終巻に向けた溜めの巻でした。特に新鮮だったり派手な話ではなかったですが、登場人物たちの今までの積み重ねや成長が話の中で垣間見えてよかったです。とりあえず3人とも横並びの状態になり、あとは一大が決断するだけなのでしっかり決断してほしいですね。あと、今回はエロメイドの出番が多くやけに印象に残りました。最後の鈴音登場がどう影響してくるのか分かりませんが次でいよいよ最終巻なのでどんな結末がまっているのかとても楽しみです。2013/11/15
2匹のニャンコ世話担当
11
終幕を控えての「地ならし」という感じ。いくつかの道の内の一つの崩れ落ちそうな大岩を砕いたかのような。その面前の大岩のような不穏分子を論破し、啖呵切った真愛は大器の片鱗を見せた。今のところは横並びで、一大がもったいぶって結論は先延ばしの形ですが、最後にどうやら鍵を握る子が現れてますし、この先をどうまとめてシメを見せてくれるのか。2014/02/23
シュエパイ
11
仲直りした3人で仲良く争いながらのお泊り会。そして、お嬢様の問題点もやっと解消される、っと。これでようやく、フラットな立ち居時に並んできたのかな・・・?1巻目から数えて、長かったなぁ。そろそろ決着をつけてもよさそうな雰囲気があるけれど、さて、どうするのやら2013/11/11
shin
11
身辺をすっきりさせた早少女と鷹奈に対し、動けなかった真愛がアクションを起こす9巻。3人の主導権争いや家に押しかけてからのイベント等、新鮮ではないはずだけどこれまでの積み重ねがあるからこそ伝わる重みが感じられた。成長を見せた最後の真愛の言葉は正に有無を言わせない感じで、少し笑ってしまった位に良い意味で圧倒されたのも印象的。一大が言い訳する余地なく相手を決められる状況が整ったお話でした。困難を乗り切った最後の最後に略奪愛を予感させる彼女が現れるのは予想してなかった引きで、最終巻でどう収束していくのか楽しみ。2013/11/08
いーたん
10
もう真愛さんでいいじゃん。俺はあまり好きじゃないけど。てか、鈴音が最後に出てきて、思わせ振りに終わらせて、大したことないオチのような気がする。2013/11/23