MF文庫J しゅらばら！ 2

著者名：岸杯也【著者】/プリンプリン【イラスト】

KADOKAWA（2013/03発売）

• ISBN：9784840139687
• NDC分類：913.6

内容説明

「ニセ恋人３人の彼氏を演じ続ける」という厄介な悩みを抱える、『彼女いない歴』＝年齢の高校生・八木本一大。彼は、深夜アニメのヒロイン役が決まったというクラスメイトにしてニセ恋人の１人である星川早少女から「あのね……えっち本が欲しいの」と言われ……!?　ちょっぴり「修羅場」なドタバタラブコメ第２弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[王蠱]

悪気が無いし相手のことを考えてるのはよく分かるんだがやっぱり下策というか自分からどんどん墓穴掘り進めてる感がどうしても拭えない。状況を考えるにしろそればかりに囚われて本当のことを言い出せなければ嘘の傷口はどんどん広がっていく。嘘をつき続ける覚悟と本当のことを伝える覚悟。どっちつかずで宙ぶらりんに揺れているこういう状況は本当にもやもやする。基本的に「修羅場」はあまり好きではないがこの作品の微妙な緩さを考えると早く全部バラして進展してくれと切に願う

2013/09/26

[リプトン]

今巻は、早少女とエロ本買いに行ったり、各ヒロインとフェチ話したり、コスプレだったりサービスシーン多めの展開で修羅場はないまま終わるのかと思ったら最後の最後で修羅場がきましたね。気になる引きで終わりましたが、最後の挿絵の真愛の目が笑ってなくて怖い、病んでます。相変わらずテンポよくさくさく読めてなんだかんだで楽しんでます。次巻修羅場くるのか楽しみです。

2013/03/25

[カインズ]

【フリーサイズのニセ彼氏】良い人でありすぎるがゆえに恋愛向きの性格ではなくなってしまっているという主人公の姿が良く描けていたと思う。ニセ彼氏という設定上、主人公にあまり非を感じられないため、どのように修羅場を描くのか疑問に思っていたのだけれども、主人公がその良い人ぶりによって状況を深刻化させ、ニセ彼氏という関係をきっかけに大変な事態へと向かっていった。修羅場への仕込みが済んだと思うので、次巻で激しい修羅場が見られるのではないかと期待。なにげに志束さんが可愛いと思ってしまったのは、私だけだろうか？

2011/10/23

[中性色]

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2019/09/04

[humbert_2]

ニセ彼女とエロ本買いに行って一緒に鑑賞し、違うニセ彼女とフェチについて語り合い、最後にニセ彼女たちと修羅場って終わる話。女の子同士が同じ人を狙ってるってわかってないから修羅場がままごとみたいなものじゃなくてわりとガチなのがいい。あと主人公側からすればニセ彼女だと最初に宣言されてるわけで、ありがちな「ありえないほど鈍感な主人公にただイライラする」話になってないのも高評価。ラノベ的サービスシーンも妙にクオリティが高くてエロかったりツボを押さえてたりで良かった。やっぱりいきなりモテ始めたけど…。

2012/05/02