角川コミックス・エース ドラッグ＆ドロップ(2)

著者名：ＣＬＡＭＰ

KADOKAWA（2013/11発売）

• ISBN：9784041208724
• NDC分類：726.1

内容説明

四月一日（わたぬき）の依頼を終えた後、陸王（りくおう）は自分の目的を果たすため姿を消してしまった。陸王の身を案じながらも、“記憶を運ぶ”という新しい依頼を一人で受けた風疾（かざはや）は、指定された場所で、自分と同じ苗字“栩堂（くどう）”と書かれた表札を掲げる大きな日本家屋を発見する。そこで出逢ったのは、藤の木から現れた琥珀（こはく）と名乗る小さな天使だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

あっ、しまった。また、このパターンか…。CLAMPの場合、他の作品とリンクしていることがよくあるんですよね。ファンとしてはうれしい反面、ちょっと面倒くさいと思うときもあるんです。ちなみに、今回『Wish』という天使が出てくる作品とリンクしちゃいます。過去が視える風疾。未来が視える双子片割れの炯。そして、陸王の姉・月湖もまた未来が視えるという…。んっ！？異能者＆先読みといえば、最近連載をはじめた『GATE7』があったよな。ま、まさか、そこともリンクするとか言わないですよね！？

2013/10/26

[どんぶり]

一気に物語が進んだ感じ。花蛍さん自身が、もう終わりが近いって言ってましたしね。この調子なら後1巻か2巻くらいで終わりそうです。やっと2人の過去について語られ、花蛍さんと斎峨さんの正体がわかり…。琥珀が出てきたので、Wishとの繋がりも出てきましたね。正直、琥珀が出た時は風疾のちっちゃい版だと思っちゃいましたけど(笑)今回はいつものラブ面が、少なめの控えめです(笑)もしこちらの作品が完結したら、他の未完作品を再開して欲しいと思います( ´ ∀ ` )

2014/01/12

[向]

まさかwishが入ってくるとは！登場人物しかわからないですがそっちも読んでみたいと思いました。こばと。で琥珀の存在は知っていたんですが、天使だったんですね～、やっぱ読まないと分かんないか笑花蛍さんと斎峨さんの正体わかりましたね！二人ともかっこいい～、斎峨さんグラサン外すとイケメン笑あまりにかっこよかった、というかギャップが凄かったのでニヤついてしまいした笑でも炯ちゃん怖いな～、ヤンデレ～。綺麗なんだけどな～笑

2013/10/28

[あっちゃん]

遂に２人の大切な人との関係が…！月湖と炯には何があったんだろう？絶対何か因縁があるんだろうけど、CLAMP独自の秘密主義で謎は謎のまま。というか今回はWishをメインにリンクしてたんだなぁ！花蛍さんと斉峨さんの正体にびっくり(笑)

2013/10/25

[藤月はな（灯れ松明の火）]

一気に加速。みどり薬局によって縁ができ、自分にとって唯一の人しかいなかった互いがかけがえのない人になったことが、どこかしら不安になります。自分に近い、唯一の存在である妹と外の世界を共有したかった風疾に対し、風疾以外は何も望まず、兄との絆を断とうとする者は悉く、排除しようとする炯。彼女の行為が結果的に追い詰められてしまったことから彼女を守ろうと選択した風疾だからこそ、陸王への嘆願が切ないです。しかし、『Wish』を読んでいない者としてはちときついものがあります＾＾；

2013/10/21