内容説明
嬉野「今回のロケ、楽しかったんでしょ?」藤村「楽しかったんだよ」嬉野「おれは17年間で、いちばん楽しかったよ」『水曜どうでしょう』新作の旅──その出発前と帰国後に、藤村・嬉野両ディレクターが、再び腹を割って話した。『どうでしょう』のこと、お互いのこと、大泉洋・ミスターのこと、社会のこと、震災後の日本のこと、これからの構想のことを、真摯に、時に爆笑しつつ。
その記録がこれである。
目次
第1部 出発前(旅に出る前に、腹を割って話した)
第2部 帰国後(旅から帰って、腹を割って話した)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
104
オーディオブック。(※敬称略)伝説のTV番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿&嬉野雅道が語り合うシリーズ第2弾。2013年9月刊行ということで、当時の最新作「初めてのアフリカ」(刊行時はオンエア前のため伏せ字)の出発前と帰国後に語り合った内容が収録されています。前作の後に発生した東日本大震災についての話もあり、全体的には前作より真面目な感じがしますが…表紙を見てわかる通り(!?)今回は「どうでしょう=○○論」を展開!下品ながらも妙に説得力が…(笑) 大泉&藤村の関係性も興味深かったです。2024/11/14
saga
28
気掛かりなことを抱えながら本を読むって辛いもんだ。第一部の「脱糞」論は言い得て妙で、無理矢理結果を出そうと思っても、そうはいかない現状を再認識。このあたりから自分が抱えている仕事が脳内に浮かんできて、本書も読みたいし仕事も気になるし、と集中ができなかった。二人の会話に大きく賛同すればするほど、でも今の仕事はどうなんだと。あ〜、決着がついたら再読しよう!2013/12/23
mimomo
21
水曜どうでしょう、昨年放送されたアフリカの出発前と帰国後に藤村Dと嬉野さんが会話している内容。嬉野さん、いいね。実家がお寺なのね。なんだか納得。二人は出会うべくして出会った二人なんだろうね。藤村Dのあとがきに出てくる嬉野さんにホッコリ。水曜どうでしょうの裏話なんかも書かれていて楽しめた。2014/09/26
胡瑯
14
水どうの藤村D&うれしーの対談本。震災の話や番組作りの話(だから表紙がトイレなのねw)と二人の考え方を知ることができてよかった。2014/10/08
岡本
14
いつだか副音声でミスターが二人の会話は自画自賛が多いと言っていたけどそういうのが苦手な人は読みづらいと思う。自分は副音声とか好きなので楽しく読めました。前の本よりも昨今のテレビ事情により踏み込んだ内容でしたね。新作も最終回を迎え今後も楽しみです。2014/01/08