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内容説明
世界で唯一「日本」を理解する国の真実とは?「台湾は中国ではない」「日台断交は戦後最大の失政 だった」「日本は台湾とどう接するべきか」……台湾を守ることが、イコール日本の安全につながる! 台湾の本当の歴史と現実を、日本人は知らない。アメリカ人はもっと知らない。歴史的にも文化的にも、台湾は中国の一部ではない。歴史上、中国が台湾全土を統治したのは、日清戦争前の20年間にすぎなかった。いま、中国の剥き出しの野心によって窮地に立つ台湾。それもやむなしの大勢に傾きつつある国際世論。だが中国の台湾吸収は、日本にとっても対岸の火事ではすまされない。国内随一の知台派であり、台湾の消滅は日本の亡国につながると焦慮する著者が、豊富な知識と台湾人脈を駆使して、その真の姿に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
45
緊張感が増している台湾海峡。今一度台湾について知りたいと思い読んでみた。台湾や中国と関わりの深い筆者の経験に基づいた内容。保守の論客なので偏りがありまた系統だって書かれているわけではないので読みやすくはなかったけど知らないことがたくさんあり(というかほとんど知らないことばかり)で勉強になった。台湾有事は他人事ではないので危機感をもって注視していかなければとあらためて思った。 2022/02/06
Apple
11
2013年に刊行された古い本ですが、無知な私にとっては、歴史的背景から日本にとって台湾との関係がいかに安全保障上重要かわかった気がします。著者の言うことが正しいとしたら、確かに兄弟?分身とも呼ぶべき台湾に対し日本人の関心が薄いのは由々しきとこだと思いました。中国国民党、蒋介石、二二八事件などのことはある程度前提知識として必要とする内容であり、私はインターネットでちょっと調べながら読みました。隣国についての知識が欠如していると言うのは問題だ、という意識が芽生えました。2021/08/17
東京には空がないというけれど・・・
7
著者はまさに「右」の論客であり、強硬的な政策にはひいてしまう部分もあった。しかし、台湾に関する歴史的経緯と事実関係については、新しく得た視点もあった。他の台湾に関する書物と合わせて読むと、「台湾」に対する視点がそれぞれであり、日本ー韓国ー北朝鮮ー中国ー米国の関係性、政策も多様であることがわかる。その意味では、この本は読むべき台湾関連本の中の一冊だろう。ただ、他の本も幅広く読んだ方が良いと思う。2021/04/12
yendows
7
台湾は国際法的に所属が未定で、中華民国のものでも中華人民共和国のものではない。日本にとって、台湾の自立は重要なのだから台湾の国際地位を高める為に協力をすべきだ。という結論の元に、1945年以降の台湾の歴史を書く。ただ、中国の民族性の否定が要所要所で唐突に入ってくるのがなんだかな。二・二八事件。彭明敏亡命事件。馬英九政権。台湾2300万人の人口のうち200万人以上の台湾人が中国大陸に投資して設立した会社で働き生活をしている。2016/05/29
おっくー
6
友人が持っていて面白そうと思って買った本。台湾に親日家が多い理由と日本政府が台湾との関係が今の状態になった理由もわかった。読みやすく、すぐに読み終わった。台湾に対して興味がわいた。2014/05/22
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