内容説明
「戦え。戦い続けろ」プロ将棋棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化して、闇の中で目覚めた。突如、謎の廃墟で開始される青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールの下で続く七番勝負。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。“軍艦島”で繰り広げられる地獄のバトル。圧巻の世界観で鬼才が贈る最強エンターテインメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
94
駒表が付けてあるとはなんと親切な!単行本にはなかったから自分で書いたくらいなのに。2014/02/15
hit4papa
60
異世界で将棋と似たバトルを繰り広げる者たちを描いた作品。二チームの異形、異能のモンター化した知人たちが、それぞれの王の指令に従って、敵と戦う7番勝負です。突然バトルフィールドに放り込まれながらも徐々にルールを理解し、勝敗を競うという展開。負ければ次戦のハンディキャップを背負ったり、殲滅した敵のポイントに応じて昇格したりと、ゲーム要素はたっぷりです。何故、異世界でバトルを繰り広げるのか、勝敗の末はどうなるのかが興味の中心。しかし、下巻でも同様のバトルが繰り返えされると思うと読むモチベーションが上がりません。2023/07/27
るーしあ
60
前半から名作の予感。将棋はまったくわからないのでハードルは高く見えたが、まったく問題ない。読みやすく、すんなり物語に入っていける。さすが稀代のエンターテインメント作家貴志祐介だ。決して外さない。ゲーム「ファイアーエンブレム」の小説版のイメージ。固有名詞は太字フォントの親切設計。途中に入る「断章」がジャマな気がするが、これもどこかに繋がるのだろう。こういう短期決戦は最終戦の7戦までもつれ込むのが面白い。さてこの作品はどうなるか。とにかく後半が楽しみ。2013/11/15
BlueBerry
56
将棋とかチェスにルールが似ているリアル人間将棋といった感じのゲーム。「なるほどね~」と言った感じで読み進め、思ったよりは楽しかったのかな。今の所は感心はするけど感動とかはなさそうな感じ。序盤○中盤○2014/06/08
はにこ
54
何だこれ。(褒めてます)突然ゲームの世界に放り出される主人公たち。ゲームのルールやキャラに慣れるのに時間がかかったけどよく出来てる。敵の心理をも読みながら戦術を立てていく。手に汗握るバトルが面白い。そして現実世界での出来事。この2つの世界がどう結びつくのか気になる!2024/05/07
-
- 電子書籍
- ミスSPA!2024堀りま・「歌って踊…
-
- 電子書籍
- ディストピア~移住先は不貞の島でした~…
-
- 電子書籍
- 異世界日本~暗殺一家の三男は異界化した…
-
- 電子書籍
- シジジー、シジジー【単話】(25) ビ…
-
- 電子書籍
- 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~【…