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内容説明
バブル崩壊後、一部の銀行家が不良債権を回収するために顧客に対して仕掛けていた導入詐欺。その導入詐欺の手口を現在行うシロサギがいた―――。黒崎が導入詐欺の闇を探るうちに、詐欺に騙されて心中事件を起こした黒崎の父親がかつて放った言葉と導入詐欺の闇とが重なり合い始める、衝撃展開巻…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
9
いよいよ宝条を追い詰める作戦に出た黒崎。宝条は以前黒崎の策略により犯した失敗の責任をとらされ窓際に。是が非でも這い上がりたい宝条は、蒲生にお願いされた資金調達苦戦していた。最後の仕事?らしく、金額も破格。2017/01/26
甘栗
8
ほとんど、政治サイドの話。今までの詐欺事件より、なんと生臭い。そしていままでラスボス的に君臨していた宝条もまた、企業という組織の一員に過ぎないと印象つけられる感。なんともいえない悲哀が漂うと、敵役として憎みきれなくなっちゃうなぁ・・・2013/09/01
水面頼光
7
宝条、黒崎、犬伏、全ての人間が破滅に向かって進んでいる気がする。果たしてどう決着が着いて誰が生き残るのか。2013/08/31
何事にも全力で
5
いいね。この確実に宝条を追い込んでいく感じ。ただ、ここに来て宝条も家庭を思う一人の父、というのを描いてきて、案の定宝条がちょっとかわいそうに…。完結まではあと2巻?最近全く出番のない白石がおまけのコマでちょっと見れて良かった。それと裏表紙の氷柱ちゃん。良い笑顔だ。2013/08/30
九条吉宗
5
話が一つ大きく動いた巻でした。 桃山さんがやっていることは自分の為だと神志名が詰っていたけれど、結局は人の為にってやることって自分の為というか、エゴである一面はあるんじゃないかなとか思ったり。 巻末のオマケ漫画も面白かった!御免ね黒崎、九条は銀行マンでも投資会社社長でも政治家秘書でもないけど、黒崎のスーツ姿が好きだよ!← しかし今回もまた帯がないとは……、帯がない『新クロサギ』って本当珍しい。2013/08/31