内容説明
最初の事件――。それは、事故でお母さんを亡くしたあやめの物語。あやめは寂しくなると、いつもお母さんがしていたように、昔、神木であったという小学校のナギの木のところに行く。ある日、いつものように神木に額をつけて祈った。すると・・・・・・! ”視える”が次々と子どもたちに伝染り、地霊町に秘められたふしぎが顔をだす。全くあたらしい、怖くて面白い怪談シリーズが今、始まった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深青
14
シリーズ1巻目。連作短編集なんだけど、それぞれ作者が違って面白いなぁと思った。というか…なにか対策をしないとみえる人がどんどん増えるんじゃないの?(笑)シリーズ2作目では、どうするのかしら?楽しみです。町中の人が霊が視える町ってのも…面白いと思います(笑)2015/02/18
パリティ。
2
面白い作品の一つ。作家陣に実力がある方を揃えています。2022/01/11
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2020/02/03
shikinokeyaki
1
図書館電子書籍本。さすがに子供向けすぎるかな?と思ったけどけっこう面白かった。同シリーズがあと二冊あるみたいなので、また借りてみよう。黒猫の黒子ちゃんがかわいぃ♪2018/07/24
紅独歩
1
小学校の校庭にはえる神木に気に入られると、人の目には視えないものが視えるようになる……という設定を縦糸に、リレー小説競作と言う形でさまざまな物語がつづられていく。一冊目という事で、各エピソードのキャラのからみは少なめだが、巻数を重ねれば思わぬ相乗効果をうみそうな試みだ。2013/09/08