眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 1/4×1/2R 6巻

著者名：篠原烏童【著】

朝日新聞出版（2014/06発売）

• ISBN：9784022141279

内容説明

動物専門の霊媒師クォートは霊能力がちょっと足りない……。そこでたよりになるのが前世は犬だった黒猫のハーフ。犬の忠義心と今世の猫が備える霊力で、どんな事件も円満解決!?　癒やし系アニマル・オカルティック・コメディー、第６巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

友人に借りて読了。シンバさんの飼っていた犬のデータの話が切なくて良かった。

2014/06/29

[ぐうぐう]

動物限定の霊的事件を扱う物語なのだけれど、今巻に収録されているエピソード「聖痕」を読んでいると、結局は人間の物語でもあるのだなと気付かされる。飼い主の暴力を受けて亡くなった犬カーリーは、そのままネグレストやＤＶといった人間の問題を孕んだ存在だ。動物とは、鏡に映った人間の姿なのだろう。

2016/01/29

[ネムコ]

好きなシリーズなので、ちょっとづつ大切に読みました。猫好きなので「囚われの君」がイチ押しです。自分から檻のレンガをそっ…と元に戻す猫ちゃんが健気！でも篠原さんが今年に愛猫を亡くされているなんて知りませんでした。それは、商売とはいえ猫を描くのはお辛かったでしょうね。

2013/08/09

[まふぃん]

久しぶりにこのシリーズ読みました。動物の霊のお話なんだけど、怖くなくて癒されます。

2019/02/19

[びゃく]

借り本。デレデレ両想いなハーフとクォートにほのぼの癒されます。印象的だったのはシンバさんの過去話、好きなのは「囚われの君」。花嫁さんの思い切りの良さに笑い、ビタミンの想いにうるっと来ました。ラクシャスは今回災難でしたが、ハーフとも中々良いコンビだったかとｗ　

2013/08/16