内容説明
九尾山城籠城戦から1か月。
現代に戻った一郎太は、コスプレ会場で鎧姿の美少女・三好麗と再会する。麗から有貴姫が誘拐されたと聞いた一郎太は、謎の祠を通じて再び戦国時代にタイムスリップ!しかし、一郎太を待ち受けていたのは北条忍者軍団・風魔の魔の手だった。
関東から大坂へと変転する一郎太と美女たちは、太閤・秀吉や真田幸村たちと出会い、瀬戸内に浮かぶ、村上水軍に奪われた無敵の超巨大戦艦の奪回作戦に臨むことになってしまうのだった。
危機!危機!絶体絶命の連続。その中で一郎太は、一人の美しい海賊娘と出会うのだが……。
目まぐるしく展開するジェットコースター感覚のリアルな戦国エンターテインメント第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るか
6
現代から戦国時代にワープして戦国ぼっちと言う題名なのにハーレムじゃないか・・・にプラスして信長のシェフみたいなのもあるよ?みたいな第2巻。話自体は1巻より面白かったと思います。現代の知識があるので頭がよさそうに思われていますが現実は相変わらずノリと勢いと運がよすぎてなんとか乗り切る感じは1巻と変わらず。でもどんどん評価だけうなぎのぼりな不思議な話。みことあけみさんの絵は好きなのですが挿絵見ても誰が誰かわからない似通った容姿なのが難点か・・・戦闘では頼りになるけどちょっと抜けてる風葉がかわいいです。2014/07/01
加賀ますず
5
此度の戦場は…瀬戸内海?!前巻で辛くも窮地を切り抜け、現代へと帰ってきた一郎太。平和な日常が帰ってきたかと思いきや、なぜか現代日本に麗の姿が?!ライトノベルの定石を打ち破るほどの大ボリュームでありながら、読者を飽きさせない緊張と緩和のペース配分が非常に上手い。有貴姫救出編と九頭竜丸潜入編の2編に分けられ、それぞれのエピソードでこれからどうなるのか分からない緊迫感と高揚感が刺激されてくる高品質。風葉と一緒になるのが相性的には一番やね…。2020/02/09
銀さん
5
読了。今回も面白かった。 タイムスリップ物なのに、主人公が安易にその知識を晒して出世していく……という展開じゃないのは評価出来るな。 最初は主人公を狙って送り込んでるみたいだし、逆の感想だったけどね。 しかし、展開が結構ご都合主義になってるよな。 そこの所がちょっと気になる。 りよの可愛らしさ、いじらしさが最高に良いです。2014/08/28
shinn♪
5
え?一番乗り?前作と異なり、関白や治部等有名人が出てきます。が、メインはオリキャラで推理あり(信長のシェフ的な)グルメあり、ハーレムありという基本的なノリは前作同様でした。今回は水軍メインの話。能島、来島、因島等の説明は一般歴史小説でも中々見ない所で、歴オタ心が揺さぶられます。なかなか面白いのでもっと広まってほしい所2013/08/07
ミヤザワ
4
「旦那さまーーーー」。りよの笑顔がかわいすぎて死ぬ。ふたたび戦国時代へ戻った主人公が、秀吉に命じられて軍船、九頭竜丸を奪還するため能島村上水軍の少女たちと共闘する。戦国時代の海戦に対する熱意があとがきから伝わってくる。実際に瀬戸内へ行ったり資料を集めたり、こういう地道な下調べがストーリーの魅力につながっている。そしてこのハーレム展開、かわいい女の子、これも大事。ひと息で読み切れるほどいい本でした。2014/07/16
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