内容説明
撃墜王・坂井三郎の「戦後」を彼と親しかった人々が回想。また、未公開の本人公演録、戦友との回想も収録。これまでに出てこなかった「素顔の坂井三郎」の姿が明らかになる。
目次
第1章 坂井三郎のラスト・メッセージ(日本外国特派員協会講演1(一九九二年六月一五日)
日本外国特派員協会講演2(一九九四年一一月二五日) ほか)
第2章 私の中の坂井三郎(最後のサムライ・坂井三郎 “坂井教”の信者となって ほか)
第3章 父としての坂井三郎(坂井三郎に育てられて MY FATHER,MY HERO)
第4章 「大空のサムライ」の直伝(坂井三郎に学ぶ零戦完全操縦マニュアル 空戦の「極意」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
手ぬぐいゲッター
1
坂井三郎さんは本当にすごいなあと思います。よく考えているところが好きです。列機を思いやる心に感動します。こういうところは見習いたい。こんな人とおしゃべりしたら楽しいだろうな、と思う。2014/05/03
アンゴ
1
大空のサムライによる旧軍の懐古談ではなく、生き残った者の使命として「史実をありのまま伝え、過ちを明らかにして、それを改めるための正道を追求する」戦後の氏の生き様を、多方面の寄稿、証言などからすくい取り、氏を偲ぶ人達の手で編集された鎮魂と継承を願う一冊。「一空事件」については、無知だったため、坂井氏との関わりと山本長官への忌憚のない発言に驚嘆と共に、臭い物に蓋をする無責任な輩に向かった正論に喝采する。戦争をしらない我々世代こそ触れるべき人生哲学の一つがここにある。2014/02/05
チダ(uy1)
0
敵米国からの高い評価、相手へのおもいやりなどあれども、 結局は本書にでない、戦争仕掛け人の犠牲・被害者。 日本の現政権、世界の動きを踏まえると、ますます世の憂いが強まる。 2014/08/28
チャオ
0
図書館でたまたま手にしたが、感動。軍備というのは保険という考え方に納得。言いも悪いも軍備について政治家に任せず国民レベルで議論することが必要と思う。2014/01/07
Masa
0
本屋で発見、購入。言わずと知れた日本海軍が誇る撃墜王、坂井三郎氏の戦後の生き様を親近者が語る。彼のようなヒーローが国内では全く評価されず、かつての敵国アメリカから高く評価されているのは至極残念である。特別付録「空戦の極意」は大変面白かった。2013/08/13
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