いかにして個となるべきか? - 群衆・身体・倫理

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いかにして個となるべきか? - 群衆・身体・倫理

  • 著者名:船木亨
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  • 勁草書房(2023/07発売)
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  • ISBN:9784326154869

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内容説明

倫理規範には「自由な個人」が前提される。だがそれ以前に、いかにしてひとは個人となり、なぜ規範に従うべきなのか。群衆のひとりでありながら、個となることの倫理的意義とは何か。個体とは何か、身体とは何か、欲望とは何か、思考とは何か。前著『いかにして思考するべきか?』をふまえ、「群れの分子」としての倫理を論じる。

目次

はじめに

第一章 群れなす人間
 1 自由の価値
 2 進歩の終焉
 3 自由からの逃走
 4 群れについて
 5 群れ社会

第二章 群れ社会の倫理
 1 「おいしい」とは?
 2 感覚と自我
 3 「よい」とは?
 4 マナーの変遷
 5 マナーとルール

第三章 正義と悪
 1 正義とは何か
 2 いかにしてみずからに個を作るか

第四章 個体と個人
 1 個人という概念
 2 個体の形而上学
 3 知覚される個体

第五章 身体と精神
 1 眼と手
 2 奥行と間身体性
 3 「私」と身体
 4 頭と体

第六章 欲望
 1 欲望は理性の影
 2 意志は存在しない
 3 間身体性の欲望
 4 性衝動と性欲
 5 歳をとる

第七章 思考
 1 出来事
 2 思考する
 3 確率論的思考
 4 感性的総合

エピローグ
あとがき
人名索引

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