講談社文庫<br> 武神の賽 千里伝

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講談社文庫
武神の賽 千里伝

  • 著者名:仁木英之【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062775847

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内容説明

五年に一度、武宮の代表者たちが集い強さを競う「武宮大賽」。優勝者には、因果を操り勝負の行方を決定することのできる宝「武神賽」が与えられる。千里も麻姑山の代表として大賽に出場すべく、弓作りに励むが――。かつての仲間との戦いに臨む時、「強さ」の本当の意味が浮き彫りになる。怒濤のシリーズ第3弾! (講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

toshi3

7
テンポよく,メリハリの利いた展開のあとで,「やっぱりそうきたか!」そして「そこまでやるの!?」と,王道ゆえに圧倒される急転直下の展開。続きがとても気になるけれど,この巻の後の世界を読むのはとても怖い気がします。まあ,これだけ壮大な世界観の物語なので,最後にはきっと何とかなるのでしょう。けれども,作中の主要武器である弓の如く,一度放った矢は戻ってこれないもの。後にも残る,体験してしまった心のありようや,関係の変化も,次回最終巻ではしっかり描ききってほしいなあと切に思います。2013/09/01

きょん

7
千里やバソンはかなり独自性が強い人達なので、確かに一般人としては絶海の葛藤や嫉妬、卑屈な気持ちが良く理解できる。真面目に悩み過ぎたそれ故にダークサイドへ落ちてしまった絶海の今後も含めどうなることかハラハラしつつラスボスも出てきたところで次を待てって・・・。講談社さん早く出してくださいね。2013/08/19

きくち

5
「絶海のことかあああぁぁぁッッ!!」と叫びたくなった回。相変わらずバソンはチートだし、趙帰真は食えないおっちゃんだし。しかし千里は初期と比べて成長したなあ、と思っているとちらつく不遜っぷり。ラスボス復活からのとんでもない終わり方。次巻が最終巻らしいけど、絶望フラグを全てへし折って皆で笑って終われないものか…。2013/09/14

陽ちゃん

4
前作を読んでから随分経ってしまったので、あまり覚えていませんが、千里がかなり生意気というか他人をばかにしていた記憶があったので、本作を読んで彼の変わりように驚きました。千里はいい方向に成長したようですが、絶海の歪みかたが半端ないですね。続きが気になります。2019/02/16

やすかりし

3
燃える展開になってきましたね。完結編も楽しみ。2014/03/15

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