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内容説明
ひたむきなばかりに悲劇の渦に巻き込まれざるを得なかった会津藩。松平容保、山本八重、白虎隊士・津川喜代美、飯沼貞吉、そして戊辰戦争に参戦した土方歳三。彼らの無念と熱き想いがこめられた辞世の歌などをモチーフに、全8作品を漫画化しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃ
37
第2弾◇松平容保◇津川喜代美&飯沼貞吉◇山本八重◇西郷細布子◇山川大蔵◇佐川官兵衛◇土方歳三◇佐藤彦五郎◇(戊辰戦争敗軍編) こちらも辞世の句に訳と解説付き。会津藩の悲劇だから痛ましくて涙腺崩壊必至(´;ω;`)。白虎隊や家老 西郷家の女性全員自害はもう……。1巻に比べ辛い内容だからか笑える小ネタが挟んであってほっと息継ぎ(^-^;そしてやっぱり土方さんへの愛が凄く感じるゎ〰(笑)次が出るなら箱館編を是非! 命懸けで戦ってくれた人々がいたから今の平和がある事、そして幕末に興味をもつきっかけに★42020/06/03
にゃんこ
22
『辞世の句』という物を初めて知りました…。 その存在すら、知らなかった。 凛とした強さもあり、悲しさや虚しさもあり。 31文字だからこそ、さまざまな想いを込めた歌になるんだと… 改めて感じました。 やっぱ、短歌ってスゴイわ…‼2014/06/13
にくじゃが
17
何世紀も違うわけでもないのに、どうしてこうも人は変わってしまうのか。一人の人間として志を貫き通した時代はどこへいったのか。土方さんと山南さんの話が心に残っています。二人は対立していたという話もありますが、私はうたからも分かるように仲が良かったのではないかと思います。いや、そうであって欲しいと願います。一日をダラダラと過ごす自分に苛立つと同時に、一日一日を真面目に、真剣に生きていこうと思いました。2014/10/28
燈真
11
大河を見ていたので登場人物の大体がわかり、より深く読めました。良かった。自分の意志と守るべき存在を背に、命をかけて文字通り必死に戦った彼らに敬意を。やはりいつの時代も、うたは味わい深きものなり。2013/12/05
ちる
10
土方と山南のお話で涙した。土方の発句集は読んでみたい。マンガは、それなりに脚色もされているんだろうけど、分かりやすくていい。それぞれの解説が1ページずつあるのだが、もっと多くてもよかった。ここから興味をもってそれぞれの人物を調べていくのもいいかもしれない。歴史の変わっていく中で翻弄されなからも、ひたむきに、熱く生きた人たちが確かにいたんだよな……。2013/08/23