講談社ラノベ文庫<br> 終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅

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講談社ラノベ文庫
終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅

  • ISBN:9784063753110

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内容説明

これは、世界が滅亡する直前の、物語――。《百夜教》による大規模襲撃から、一ヶ月。グレンは呪術学校で、変わらず野心を隠してクズを演じていた。しかし平穏な時間は続かない。グレンの実力を訝しんだ真昼の兄──柊暮人生徒会長が内務調査を始めたのだ。圧倒的な実力を持つ暮人の前で、グレンはついに、その力を見せることになる。人間、鬼、吸血鬼──それぞれの欲望が悲しいまでに絡み合いながら、やがて戦争が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

56
百夜教による大規模襲撃から一ヶ月。生き残ったグレンの実力を訝しんだ真昼の兄・柊暮人生徒会長が内務調査を始め、その力を見せることになる第二弾。わりと追い詰められてシビアな選択の連続でしたし、状況としてはやむを得ないグレンの決断だったとは思いますが、ああいう形に落ち着いて結果的に良かったのではと感じました。赴いた事件の調査をきっかけに真昼の現状やら目指すべきところ、そして出てきた強大な敵の存在なども徐々に見えてきて、すでに片足突っ込んだ感のあるグレンの今後の行動や決断が気になるところですね。次巻も楽しみです。2015/10/17

まりも

41
展開早いなー。あれだけ隠していた主人公の実力があっさりばれた上にグレンが隊長の小隊を編成と疾走感のある展開は流石です。漫画版を読んでいると色々ワクワクさせてくれる要素がたくさんあるのは嬉しい限り。表紙通り小百合の出番が多く彼女の可愛さが伝わってくる話も良かった。破滅が近づき戦闘も本格化してきたけど今後どのようにして世界が破滅に向かうのかその結末が楽しみです。2014/11/19

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32
やっぱり鏡さんの作品は非常に相性がいいと感じました。非常に面白かったです。話の終わりがみえているだけに展開も早くサクサク進みましたね。サクサク進みながらも要点でもある真昼と百夜教を中心に話は進んでいく今巻ですが、相変わらずグレンがいい主人公してますね。グレンを支える小百合と時雨、クラスメートの深夜、美十、五士たちもいい味を出していたと思います。いつ天でもそうでしたが、孤高な主人公を中心にチームを組んだ特のワクワク感はたまらなく好きです。これからの展開も非常に気になるので次巻を楽しみに待ちたいと思います。2014/01/02

わたー

30
★★★★★マンガを少し読み進めて、主人公パーティーが全員生き残ることがわかってしまったが、それでも破滅へのカウントダウンが刻々と近づいており、面白かった。愛のために生き力を求める真昼と、力が足りず真昼を救うことができないグレンの関係がどうしようもないほど絶望的でゾクゾクした。遂に吸血鬼も話に絡んできたり、8年後とのリンクが見え隠れしたりと徐々に明らかになる背景も面白かった。マンガとともに読み進めていこうと思う。2015/04/04

晦夢

29
やばい、これは無茶苦茶好みだわ。すげぇ面白い。物語のスピードは早いな、まあ結末は決まってるような物だしな。本格的に2つの権力の戦争に割り込んでいく。グレンの少しあまくて優しいところもいい。圧倒的な権力に抗い、そして力を権力を愛する人を手に入れるために。2013/11/27

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