豊かなる日々―吉田拓郎2003年の全軌跡

豊かなる日々―吉田拓郎2003年の全軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835609232
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

2003年の3月、突然の肺癌を宣告された吉田拓郎。告知から、摘出手術。そして復活。その後、彼は念願のフルオーケストラを率いた全国ツアーを大成功させた。その軌跡を、幾度にも渡るインタビューと、細かな周辺取材で綴った復活へのドキュメンタリー。生きることの意味は何か、そして、吉田拓郎の音楽とは何かを伝える、感動の一冊。

目次

「今日までそして明日から」/2003年12月5日・仙台
「晴天の霹靂」/4月・発見
「どうしてこんなに悲しいんだろう」/5月・東京・インタビュー
「とんと御無沙汰」/6月・東京・リハビリ
「ああ青春」/7月・つま恋
「何かが足りない」/7月・スタジオ・ヴォイストレーニング
「まにあうかもしれない」/夏・大阪・札幌
「9月になれば」/9月・ホームページ・リハーサル開始
「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」/10月・リハ・担当医インタビュー
「眠れない夜」/10月・ゲネプロ・インタビュー・初日
「サマータイムブルースが聴こえる」/11月・ツアー
「豊かなる日々」/11月12月・ツアー2
「この貴重なる物語」/インタビュー・2004年1月13日・東京

著者等紹介

田家秀樹[タケヒデキ]
1946年生まれ、東京都出身。中央大法学部卒。タウン誌のはしりだった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに「セイ!ヤング」などの放送作家から若者雑誌編集長を経て音楽評論家・ノンフィクション作家。新聞・雑誌・放送で活躍中。放送作家としては2000・2001ギャラクシー優秀賞受賞、2001民放祭「ラジオエンターテインメント部門」最優秀賞、2000・2002優秀賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いのふみ

0
六年ぶりくらいの再読。あのときは復帰してしばらくのときで、よくやったな~という平板な感想を持ち、来たるライブに胸を躍らせていたのだが、2011年のいま、それからの体調不良によるライブの相次ぐ中止、そして最後の全国ツアーという出来事があり、その流れのなか読んでいると、巻末のほうの拓郎の元気さがすこし悲しくなってくるのである。「俺は何も悪いことはしていないのだから、ガンになんてなるわけがない」のような自意識の発現はやっぱりリアル。興奮。2011/01/25

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